2020年12月27日日曜日

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長期株式投資での最大リスクは戦争、暴動、疫病

暴落は時間が解決してくれる。個別銘柄の株価ゼロは分散が解決してくれる。
だが、資本主義といえど、株式市場自体が消滅するようなイベントが起きれば、
成す術がない。

世界大戦並みの戦争や疫病の蔓延、もしくは破滅的な暴動で、
一旦、個人の自由・所有が制限されるような経済リセットの事態を一番恐れる。

格差社会も行き過ぎると、相当なリスクになる。
持たざる者は失うモノがないから、むしろ、リセットを熱望するだろう。
ゲーム感覚で自分が不利になったら、
ゲーム機のリセットボタンを押す感覚みたいなもん。

株式投資で富を得られるの(または損こくのも)は、
株式市場が機能している前提で成り立っている。

株式がダメなら、ゴールド現物でも買っておくかとなる。
でも、住んでいるのは日本だし、周りは海に囲まれているから、
ゴールドを買ってくれる日本人がどれだけいるだろうかね。

ヨーロッパ、アラブ、インド、ロシアのように陸続きなら、
一つの経済圏が消滅し自国通貨が消滅しても、隣国では、
ゴールドは価値を持つだろうけども。

こんなことを考えるのも、それが今年やってきそうだったからね。
かつてのリーマンショックやブラックマンデーに比べて、
今年のコロナ騒動はまさに冷や汗もの。

米国指数が半値になっても、逆に言えば、株式市場は機能している証。
一番怖いのは、NY市場が無期限の閉鎖になること。
これが最大のリスクだよ、株式投資の。

バフェット氏はかつて下記のように言ったけど、
「証券取引所が10年間閉鎖されることがあっても、待ち続けたい銘柄だけを買え」
これとて、いつか市場が開く前提が支えとなっている。

愚かじゃないことだけが救い。
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