2020年12月23日水曜日

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終身雇用=勤務先への集中長期投資

会社勤めで最終的にお金の入りが大きいのが退職したときかもしれない。
大手企業の正社員なら福利厚生に厚いと言われているが、
一番厚いのは退職金と企業年金だろうね。
それでも、日本企業は社員に対する支払いは先延ばしだから注意した方がいい。

例えば、通例の年2回の賞与は、賞与日に在籍していないと受け取れない。
だからか、転職のため退職意思を示すタイミングも賞与日を考慮しなくちゃならん。
6月賞与日なのに5月退社は悔やまれる。
だから、賞与なんかやめて、その分基本給上げればいいのにと、思うんだが。

退職金も一応定年までいれば、最高額がもらえる制度。
その日まで会社が存在していればだが。

企業年金の制度があれば、
企業からさらに年金(一時金か毎月支給のどっちか)が加算される。
過去には、企業年金が維持できずに減額がされた有名企業もある。
それでも、企業年金もらえるだけ、ラッキーと言えばラッキー。

退職金にせよ、企業年金にせよ、勤務先の企業が存在してこそ支払われるもの。
倒産したら、どれだけ減額されるかは未知の世界。

普段、勤務先の会社が「危ない」と考えることはないだろうが、
仮に入社して定年までの40年後も勤務先の会社が存続しているからこそ、
もらえる退職金、企業年金。
40年後倒産してなくても、買収されたり、
リストラされたりするリスクは存在するから、意外とハイリスク。

1社に定年まで勤めあげるのに、約40年以上勤務し続けないといけない。
終身雇用っていうのは、言ってみれば、
勤務先への一点集中長期投資
と変わらない。
俺にはハイリスク過ぎて耐えられないから、株式投資で分散投資しておくわ。

頑張って働かなくても、稼げる方法を考えるのがホワイトカラーなんだけど、なぜかブルーカラーの発想で働く。
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