2020年12月19日土曜日

記事

数年単位での数倍株に踊らない。これから投資は何十年と続く。

今年はIPO銘柄やクラウド+サブスクリプ銘柄の当たり年だったね。
いとも簡単に数か月で2倍以上の株になる銘柄が多かった、豊作の年。
具体例で言えば、ズーム、ドキュサイン、オクタとか。あと、テスラも。

でも、一言いいかな。
みんな利確するんでしょう?
利確したら、そこで終わり。またスタート地点に戻ってしまう。
ワクチンで一定の成果がでれば、巣籠銘柄の行き着く先に怯えて。

真に強い企業、言い換えると外部変化に強い企業は次の一手を考えるもの。
FAANG+Mがいまだに衰え知らずなのは、外部変化に強いからともいえる。

アップルがMac PCに固守せずに、
スマホ、コンテンツビジネスに切り替えてなかったら、今のアップルはなかったはず。
アマゾンが当初扱っていたのは本だけだったこと知っている?
でも、今じゃ、オンラインでモノを売らしたら世界一じゃない、今のアマゾンは。
オンラインでの販売ノウハウを熟知している会社がアマゾン。

ズームとて同じことが言える。
Web会議以外の付加価値サービスをこれでもかと提供してくるはず、有能なら。
GAMA並みに有名になったんだから広告も出さずに。
あとはいかに魅力あるサービスを提供し続けるか。

テスラも電気自動車をただ販売する会社じゃない。
テスラ自動車を運転してもらって利益を上げようとしている会社。
自動運転技術に磨きをかけるのには、実際の運転や道路環境の「データ」が必要。
それをテスラ自動車を実際に運転してもらうことで収集している、って考えると...。
この発想って、既存の大手自動車会社にはないような気がする。

IBMが低迷しているのは、メインフレーム以降の新規事業がうまくいっていないから。
クラウド事業ならマイクロソフトのほうが上手にやり遂げてしまった。

GAMAは何度もオワコンと言われてきたけど、今じゃ時価総額トップクラス。
これが長期投資の醍醐味な訳。

この先、何度も言われるだろうな、
「米国一強時代の終わり」と。
そのたびに、米国指数ETFを利確していたら、税金2割引かれるぞ。

30年もガチホするってムズイよ、実現しない含み益だけが頼りなんだからさ。実際の金持ちとも言えない。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ



0 件のコメント: