2020年12月10日木曜日

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個別銘柄の長期分散投資が、結局、フォーカス投資になる。

ドットコム・バブルのおとぎ話。

ドットコム銘柄でブイブイ言わしていた下記の銘柄を100万円ずつ、計1千万円。
今まで持っていたら、どうなるだろうか?
グーグルとフェースブックは、ドットコム創成期より後発組なので除外。

アップル
マイクロソフト
アマゾン
サンマイクロシステムズ
ノベル
アドビ
オラクル
ネットスケープ
インテル
ノキア

上記10銘柄のうち、ノベル、サンマイクロシステムズ、ネットスケープは、
今は存在しないので、7銘柄の保有になる。
7銘柄でも、今の保有評価額トップ3はアップル、アマゾン、マイクロソフトになる。
多分、この3銘柄だけで、今は1千万円を超えるだけの評価額となり、
保有7銘柄の評価額の50%以上を占めるはず。多分もっと、70%ぐらい。

当初は10銘柄に均等分散していたのが、
最終的には3銘柄(アップル、アマゾン、マイクロソフト)のフォーカス投資に変貌する。
これが「相場に任せる」ってやつ。自分で相場を張らない。
素人が分かる訳ないじゃん、どのハイテク企業が生き残るかなんか。
アップルはマイクロソフトから出資を受けていたから、当時アップルは負け組だった。

業界に投資したいけど、銘柄を選べないのなら、
とりあえず業界トップ5位の銘柄は買っておいて放置。
強い企業が生き残るんだから、弱い企業への投資損も補ってくれる。

エクソン・モービル、シェブロン、コノコの3銘柄均等に買っておいて、
10年後生き残った企業の時価総額が3倍になれば、トントンと考える。

自らフォーカス投資をせずに、時間と市場に任せる。
そうすれば自然と保有銘柄はフォーカス投資に様変わり。

今ではSaaS、フィンテック銘柄にこれを当てはめる。
例えば、ペイパル、スクウェア、ビザ、マスターカードのどれが勝つかと、
自分で判断しない。判断したところで、将来はわからん。
4銘柄に分散しておけば、いいじゃん位の発想で。

フォーカス投資で勝てないから、最終的には指数ETFに落ち着く。
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