2020年12月1日火曜日

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株式投資って大丈夫なの、ってよく聞かれる。

下手に口でも滑らせて、株式投資の話なんかすると、必ず聞かれるのが、

「株式投資って安全じゃないから、価値が無くなったらどうするの?」
「株式なんか資産って呼べるの?、今日、日経が下落したとか言っているよ」

株式投資はギャンブルみたいなもので、常に倒産するリスクがあるから、
そんな金融商品持つのは、現金、預金よりもはるかに怖い。と。

理論的には正しい。
倒産するから、銘柄分散したり、指数ETFで投資したりする説明わけだが、
素人に話しても無理げーと思っているし、極端な質問には極端な回答をしよう

仮に、NYダウ指数と日経平均株価が「ゼロ」になったとしよう、
すべての上場企業は倒産するリスクがあるから、それがすべて起きたとする。

そうしたら、まず、通貨の日本円、ドルも無価値だから、預金もただの「ごみ」。
国債などの債券も無価値。
株式投資が破綻するならば、勤め先の会社もとっくに倒産だし、公的年金も破綻。
株式投資をやっている人だけが、損害を被るわけじゃない。
全国民は平等にその惨事を受け入れなければならん状況、と思っている。

分散投資したり、指数ETFをやっていて、それらの資産が無価値になるなら、
経済は破綻しているから、株式投資どころじゃない。

○○ショックで株式投資している人だけが、損こいている訳じゃない。
会社が倒産して、ローンが払えなくなり、労働収入が途絶えてしまう。
働き口もすぐに転職とはいかない。
むしろ、○○ショックで割安株が買える機会と言っているのは株式投資家。

就職するときは人気大手企業の「安定性」を求める傾向が強いけど、
実際は思っているほど「安定」していなかったりする。
みんながそう思っているから、人気があるだけ。
株式投資もそれと同じで、みんなが危ないと思うから、危ないものだと思ってしまう。

アップル、エクソン・モービル、ビザが倒産したら、
どんな世の中が待っているか、想像できる?

一個人投資家の投資できる期間は長くても50年程度だから、国の寿命よりはるかに小さい。歴史に翻弄されなくてもいい。
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