2020年12月24日木曜日

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積立投資で1億円達成がいとも可能なら、裕福層にはなれない。マス(大衆)扱いだろう。

「積立て数十年で億達成簡単じゃん」は至るところで紹介されている。
それも投資利回りは平気で7%想定の頭がお花畑。

これから数十年の投資利回りが、過去100年の実績投資利回り値に収束する、
とでも思っているから、どうにもならない。
むしろ、各30年区切りの投資利回り値を算出して、
中央値あたりの投資利回り値を採用すべきだと思う。
ただ、投資利回りは米国株式指数(S&P500)でのドルベースでの話だから、
円貨になると為替要因が絡むから、更に面倒くさい。

要は面倒だから、多くの人は流布されている、
S&P500指数の過去実績の投資利回り値を採用して将来を見積もる。
安直なアパート経営と似ている側面がある。

今の日本の裕福層の定義は大方、金融資産1億円と見なされているが、
これも30年後にはどうなっていることかと思う。

将来、1億円の金融資産でもアッパーマス層かもしれない。
なぜなら、巷では「毎月数万円の積立投資で1億資産は簡単」と言っているなら、
多くの人が将来1億円を持っているはずなので、「マス」層扱いにならなきゃならない。

裕福層より下の定義の名前はカタカタ。マス層とアッパーマス層。
わざわざマスを使う意味が分かりかねるが、日本語に変えれば、大衆層と上位大衆層。

言い方を変えれば、1億円の金融資産を持っている人は、
大衆以上に金融資産を持っている層ってことをいいたいんだろうな。
巷で言われる「馬鹿でも~」「超簡単~」「ほったらかしで~」の本読んで、
実践してみんなが資産築けるなら、それはもう裕福層への道じゃない。
みんなが1億円持っていたら1億円の価値は下落する。デノミが始まりそう。

宝くじの一等賞が数千万円だと夢が無いから、億なんだよな。
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