2020年10月31日土曜日

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毎日年収分の資産変動があったら、働けるか?→NO!

無理です、働けません。
数億円の米国株式資産があれば、一日の評価資産の変動幅は普通で数百万円です。
時には数千万円行きます。下落も上昇も同じです。
個別銘柄なら、こんなことはいつものことです。
指数投資ETFなら、ややマイルドです。

1日の変動幅「数百万円」に耐えられる精神力を保てるのは長年の経験です。
①資産額が数百万円のときの変動幅は、数十万円。
②資産額が数千万円のときの変動幅は、数百万円。
③資産額が数億円のときの変動幅は、数千万円。
株式資産が増える(実際は難しいけど)ということは、
日々の保有評価額も大きく変動します。
これは資産が増えていく過程で、見落とされる出来事です。
1年間、ただガチホしているだけでも、3億から2億に減ります。

そんな状況で、1か月の給与数十万円のために、
顧客の為、会社の為、社会の為に働けと言われても無理です。
労働で稼ぐお金よりも、資本で稼ぐお金(配当、含み益)のほうが効率的だ、
とわかってしまったからです。

ピケティのぶ厚い本を読まなくても、経験できます。
それがガチホの長期投資です。

自己犠牲のもとサービス残業して、昇進を望みますか?
昇進しても、昇給額が知れているので、自己犠牲してまでしません。

肩書も退職すればリセットされますし、会社勤めのときだけです、有効なのは。
定年後は、逆に出身社名や肩書を明らかにしなくなります。
なぜなら、格差社会が広がると、それは「恨み」を買う可能性も秘め居ているからです。

加えて、価値観も変わってきます。
価値が「お金」から「時間」に移ります。
徹底した効率化を望みたくなり、ダラダラした仕事はしたくなります。
残業代目当てだったり、お付き合いサービス残業もだんだん嫌気がさしてきます。
要は、早く仕事をこなして、早く帰りたくなります。

業務成果は労働時間に比例しません。
でも、日本のサラリーマンは労働時間で管理されます。
テレワークでさえ、出社・退社時間のクリックを要求されます。
米国のGAFAMが、そんなことを社員に要求するだろうか、と思います。

宝くじは急にお金持ちになりますが、長期投資は時間をかけてお金持ちの素質を磨きます。
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