2020年10月8日木曜日

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指数投資に「しびれを切らし」、個別銘柄に「のめり込む」。あるある、だな

指数ETFの投資は今のところ最適な投資。
なぜなら、みんなが買っているから安心だし、
投資の利回りも、指数並みでいいよ、と高い期待を望まない。

表現は悪いが、
投資でも「会社員として、ほどほどに働いて適当に過ごす」と、変わらない。
※ ほどほどに会社員できるほど甘くはない。現実はね。

でも、所詮、指数に連動する投資信託。
○○ショックでは一割以上下げを経験し、上昇するときは「のろのろ」と。
指数で、1日10%以上の上昇ってあるのか?
10%以上の下げなら、経験したけど。

投資初心者のなかには、指数ETF投資をやって数年の「のろのろ」上昇で、
10%の利益をせっかく得たのに、数日で15%の下げを食らったりすると、
「やってられねー」となる。

その一方で、ズーム株のように「ぶっ飛んだ」上昇株に魅了されてしまう。
個別銘柄にはね、年4回の四半期決算の発表があるから。
サプライズなら株価は急騰する。

バフェット氏は「ゆっくりお金持ちになる人なんかいないよ」と言った。
そう、いないんだよね。本当に。

指数ETF投資は、「ゆっくりお金持ちになる」投資。
1年後に、100万円が500万円になることはない、と思うよ。
レバでもかけない限り。
でもね、個別銘柄だとね、その可能性は十分あるんだ。たまらんだろう。

それを知ったら、試したくなるだろう。
だったら「ゆっくりお金持ちになる人じゃない」。

どのファンドも、長きにわたり、指数の投資利回りを超えられない。
だったら、指数ETFに投資するほうがいいとなる。もっともな理屈。
言い換えれば、10年後に資産が増えていれば、それでいい、
と思って指数ETF投資をしなきゃいけない。
それが、ゆっくりお金持ちになるってもん。

でもね、それじゃ満足できないんだよ。
お金を増やそうと思って、その心意気で株式投資しているんだから。
ゆっくりできないから、レバレッジにそそのかされて、TECLなんかに手を出したりする。

急いでお金持ちになる気、満々の人がほとんどだよ。
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2 件のコメント:

黒田順之介 さんのコメント...

誠に仰る通り。
私の知人が半年前に投資を始めたのですが
ズームとかをバックテストして何十倍にも成る。
と嬉々として連絡してくる。
はぁ、じゃあ入って幾らかでも抜いてみろよ。
与太事を言うだけじゃ1円も増えんぜ?と言ったら
冷たい言い方するなよ!と言われた。
で、今もノンホル継続で選挙後まで待つらしい。
選挙後は御祝儀相場で今は高い!暴落待ち。
で買えず・・暴落したら、まだ下がる・・で買えないと思う。w

ガンプ さんのコメント...

株式のシミュレーションほど、
「むなしい」ものはないって感じ始めている。
所詮、過去は過去。買いの材料じゃない。

将来の期待値が株価なんだと今頃わかり始めている。
これも、投資を実際にしてきて身に染みた感覚。

いつまでも投資しない「評論家」は至る所にいるけど。w