2020年10月10日土曜日

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配当生活に『無配グロー株』は必要か?

配当生活を送るなら、配当株オンリーの保有銘柄で埋め尽くすよね。
株価上昇するグロース株持っていても、配当無いから、配当生活できなくなる。

だとすると、GAFAMのうちの3銘柄アマゾン、アルファベット、フェースブックは、
持てなくなる。
指数上昇の立役者の3銘柄保有しなくて、どうやって資産増やそうかとも思う。

配当生活のイメージって、手堅いそこそこの高配当を出す有名企業を保有しておけば、
と思うかもしれないが、例えば、
エクソン・モービル、アルトリア、AT&T、IBM、J&J、P&Gとかだけど。

言いたいことわかるよね、配当企業って、実は、それほど株価安定(上昇)していない。

配当出さなきゃもっと、もっと事業安定していたんじゃないの?
配当出さなきゃもっと、借入金(社債)膨らまずに済んだじゃないの?
配当出さなきゃもっと、資産売らずに済んだんじゃないの?

そう思える配当銘柄は結構ある。エクソン、IBM、AT&Tとかはね。
ただし、アルトリアは別格。こいつだけは金に困らんだろうな。
イメージが底抜けに悪いから、銘柄売られる理由に事欠かない。

で、話をもとに戻すと、
配当生活で5%以上の配当銘柄でポートフォリオを組むと、
資産が目減りしていくリスクが高まる点。
インカムゲインの効率は良いだろうが、気づいた時には、
たこ足配当のように資産が溶けていたり(株価下落)する。

配当再投資は、保有銘柄の株価下落を配当で支えてしまうリスクがある。
インカムゲイン=キャピタルロス、には気を付けよう。

J&J、P&Gは配当利回り3%以下だ。
ビザやアップル、マイクロソフトなら1%前後。

配当生活を実践するなら、優先順位を間違えてはいけない。
1番目は、資産の最大化、インカムを生み出す資産は増やさなきゃ。
2番目に来るのが、年間配当金の最大化。

配当金を増やすことばかりが目的となって、資産を増やすことが2の次はないだろう。
資産あっての配当なんだから。

無配グロース株もいつかは成長が鈍化する。
成長が鈍化すれば、配当支払いか、買収されるかのどっちかだ。

配当生活でも、資産を増やす目的でグロース株を買うのは、断然あり。
配当生活の配当でアマゾン株を買うんなんて素敵なことだろう、と思うけどな。

配当で資産を増やす、配当生活で資産が減少していたら、それは資産取り崩し生活であって配当生活ではない。
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