2020年10月21日水曜日

記事

配当生活の3大リスク_無配・減配・取り崩し

配当生活では、何よりも配当が大事。
そして、その配当を脅かす3大リスクは、
無配、
減配、
保有銘柄の取り崩し(保有株数減少すれば配当額は減る)。

今年は、無配、減配に陥る銘柄を多かったから他人事ではない。
俺の経験則で言えば、
無配、減配に陥りやすいのは株価下落によって誕生した高配当銘柄。
例えば、今年ならリアル小売銘柄、石油関連株、銀行株とかがそう。
今のところ、オイルメジャーは静観しておこう。

1%未満の超配当利回り銘柄が無配や減配することは、ほとんどない。
アップル、ビザ、マイクロソフトね。
それと、万年高配当銘柄は意外と持ちこたえる。AT&Tとかアルトリアね。

無配、減配する保有銘柄を持っていたとしたら、
それは高配当につられて欲張ってしまったから、と考える。
これは心理的には仕方がないかな、と思う。
高配当銘柄全てがダメ訳じゃないからムズイんだけど、
俺的には、無配、減配に対しては増配銘柄でリスク分散対応している(つもり)。

話それるけど、わかっちゃいるけどさ、やっちゃうんだよね。
高配当になったアルトリアを買わずには居られない気持ち。
だったら、配当維持する目的で、アルトリア買ったら、次はビザを買っておくとか...

配当生活で一番やっていけないのは、配当保有資産の取り崩し。
生活資金はインカムゲインであって、キャピタルゲインではない。
キャピタルゲインを得る代わりに、株式数の減少分、増配で補えるのなら良いが、
補えなければ、翌年の年間生活費(配当額)は減ることになる。

逆に言えば、投資だけで生活するには、配当ばかりはなく、
資産の取り崩し計画も練っておく必要がある。
配当生活といいつつも、実際は株式資産の取り崩しで食っていただけだった、
という事態もあり得るからね。

配当生活というのは、配当だけで暮らす生活のこと、
大事な卵(配当)を産む雌鶏(保有株式)を売ってしまえば、
卵は産んでくれない。

配当生活といっても、銘柄の売買ばかりしている人も多いし、
本当に配当で生活賄えているのか、と思う時もある。

無配、減配の噂がたつと、ほとんどの銘柄はそうなるからな。そして、株価下落が拍車をかけるんだ。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

0 件のコメント: