2020年9月26日土曜日

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XOMとCVX、合併しないかな。

エクソン・モービルが配当を維持できるかは、なかなかの見物ではある。

言ってみれば、
借金してまで「配当を出す」という旧世代の投資価値観
が問われているんだろうな、と思う。

さすがに、米国の政策金利が超低金利なのに、
株式の配当利回り5%以上の銘柄に手を出すっていうのは、
由緒正しきオールド銘柄であっても躊躇してしまう。
躊躇してしまう理由は、株価が下げ止まらないから。
原油価格40ドルでも下げ止まらない。

今のエクソン・モービルは、
配当利回り10%でなきゃ買えない株価で支えられている。
おそらくは、将来何か(無配、減配、株式併合、企業分割?)が起こるから、
こんなに高い配当利回りまでに株価が下落しているんだろうと思う。

マテル、L Brandsなどは、一時は高配当銘柄ともてはやされていたが、
今は無配である。
配当利回り7%越えあたりからは、もう株価が先を見越しているんだよね。

配当利回り10%になった銘柄が、近い将来、
奇跡的に株価上昇の恩恵に預かる(=配当利回り低下)ことなんか、あるんだろうか?
ちょっと考えられない。

まぁ、仮にエクソン・モービルの配当が半分に減配になったとして、
株価が維持されるなら、配当利回りは5%。
配当貴族の冠ははく奪されるが、5%でも十分高配当銘柄で魅力的。

そんなことよりも、もう、好き勝手に言わせてもらうと、
エクソン・モービル+シェブロン+コノコ・フィリップスの3社合併すればいいのに、
と勝手に想像している。今なら、合併できるんじゃない?
英+西欧諸国は、BP+RDS+TOTALあたりで合併して、
世界2大オイルメジャーの出来上がり。

ビザ vs マスタ、ボーイング vs エアーバスと同様に
オイルメジャーのデュオポリ再編を期待しているんだけどな。

XOMとCVXが合併(またはCVXがXOMを買収)すれば、
配当リセットできる機会もあるし、
ダウ銘柄に復帰できるし、配当貴族の称号も失わない。

AT&Tだって、SBCコミュニケーションが買収(合併?)したのに、
ブランド認知度で買収された側のAT&Tを社名採用した歴史がある。

だったら、シェブロンがエクソン・モービルを買収して、
名前はエクソンに統一すればすっきりしないか?

いまなら、独占禁止法もそれほど、うるさくないんじゃない?

誰も石油業界のことなんか気にかけていない、ときが機会でもある。
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