2020年9月13日日曜日

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怖くて買えないは好機か?_MOよりXOMのほうが配当利回り高いぞ

逆張りの投資なら、今のネットクラウド株の過剰報道を苦々しく思っているはず。
急落したとは言え、米国指数は最高値を驀進中に変わりはない。

エクソン・モービルの株価推移をみると、もう減配は当然の株価に見えてしまう。
40ドル割れで、年間配当利回りは9%台。

仮に、減配が行われれば、
「材料出尽くしと財務リスクの軽減」で、
一時的にでも株価が上昇するんじゃない、と思えるほど。
減配発表したBPを思い出させる。
減配じゃなくて無配というケースもあるからね。

そして、残るは、CVX、COP。
エクソンに比べれば財務が相対的に安定しているから、
と言えるけど、苦しいことに変わりはない。

オイルメジャーはまだ石油関連業界では「まし」。
海洋石油掘削会社は、海の上で燃えて朽ちている状態。
Valaris(旧ENSCO)は破産、Transoceanはペニー株。
影のオイルメジャーと呼ばれているシュルンベルジェは、
株価10ドル台の減配発表済み。

もう、怖くて買えない状態だよ。

BPの株価は20ドル割れ寸前、XOMは30ドル半ば。
そのくせ配当している。
最終的には10ドル台行きそうかと、ビクビク。
株式併合という手段もあるけど。

今のオイルメジャーを割安とみるかどうかは、想像次第ではあるけど、怖すぎる。
「ワクチンが承認され、石油需要が供給を上回る」
「歴史的な大寒波が来て、暖房灯油需要が過去最高に....」
「エネルギー企業としての生まれ変わり、EVステーション流通網を構築する?」

どちらにせよ、明日、来月の話ではない。

「誰がオイルメジャー株を買うんだい、ズームでも買っておけ」って、
言われた時が買い時とは思うけど、そんな心境になれる?

タバコよりも石油のほうが先に株価が没落するとはね。株式投資はやはり怖いわ。
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