2020年8月15日土曜日

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独占解体の歴史_通信、石油、次はSNS?

米国で独占による企業解体で有名なのは、AT&Tとスタンダードオイル。
今どうなっているかというと、
AT&Tは、地域会社と長距離に企業分割されたが、今はAT&Tとベライゾンの2強。
スタンダード・オイルも企業分割されたが、今はエクソン・モービル、シェブロンの2強。
結局、地域ごとに企業分割されても、企業合併して、元のさやに戻る歴史がある。

「独占はけしからん」といっても、なんか結局元のさやに戻りそう。

結論から言えば、1社独占はさすがにまずいから、
2社程度が競合している状態が望ましいんだろうと思う。

ビザとマスターカード
ボーイングとエアバス
インテルとAMD

デュオポリ(2社独占の業界)なら、建前上は競争原理が働くからね。

GAFAが独占企業なのかどうかは知らんけど、GAFA同士、
競合する事業があるので競争原理は働いているだろう。

スマホ:iPhone、アンドロイド
アプリ配給:アップルストア、グーグルストア
検索:グーグル、Bing
ゲーム機器:Nintendo Switch、XBOX
PCのOS:Windows、MacOS
SNS:Facebook、Twitter

マイクロソフトが公聴会で呼び出しを食らわなかったのはロビー活動のお陰か、
それともSNS事業を持っていないからかは、知らん。

通信、石油の銘柄は今は株価低迷で高配当銘柄続出。減配しても高配当。
いずれ、SNS銘柄も高配当になるんだろうな。

アップルとマイクロソフトだけが生き残るだけかも。
その他の企業は買収されるだけかな。
Amazon.com、Facebookは創業者依存が強いから、後継者問題がある。
グーグルは新規事業が見えてこない視界不良状態。

株式投資で独占は蜜の味。
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