2020年8月31日月曜日

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黒字になると成長鈍化シグナルとみなされるSaaS系新興企業のジレンマ

SaaS系企業の勢いは止まらないね。
Zoom, Bill.com, Shopify, ZoomInfo, Cloudflare, Veeva, Zscaler, Okta
Livongo, DocuSign, CrowdStrike, Fastly, Datadog,

ドットコムの聡明期はハイテクでもないのに、
社名を○○.comにするだけで株価上昇していた。
それに比べればいまは、事業内容がしっかりしている点で、
ドットコムバブルみたいな狂乱めいた相場でない点は確かだと思う。

でも、ほとんどが売上高成長優先のためか赤字。
だから、PERじゃなくてPSRという指標を使って、
株価の健全性を図っているようにも思える。

これって、聡明期のアマゾンを思い出すんだよな。
黒字は後からついてくるから、いまは投資優先だからねって、感じで突っ走る経営。
まぁ、アマゾンは結果として大成功だったから良かったんだけど。

上記に挙げたSaaS企業がいつ黒字転換するのかなぁって思って見ているけど、

おそらく、黒字転換する前後で巨大IT企業に買収されるんだろうな~、て気はする。
っていうか、買収してもらいがっている気すらする。

下手に黒字化すると、投資する事業がもうないのか、と思われてしまうよね。
だから、いつまでも走っていないといけない。
でも一息はつけない。株式市場が黙ってはいないからね。
だったら、買収されようか、GAMAのどれかに、と思っても無理はないのかもね。

巨大IT企業が買収してくれれば、また一から企業を起こせる資金も手に入るし、って思う発想がすごい。これが本当の倍返し。
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