2020年8月7日金曜日

記事

長期投資の成功は「含み益の温存」、利確を急がないのは難しい

長期投資は忍耐というけど、これ、
「含み損がいずれ含み益に転換する」まで我慢する、ということじゃない。

含み益が成長していくのを我慢強く
見守れるかということ。

仮に、含み益が1千万円に達したとしよう。
その含み益はある年には800万円に下がり、ある年には1300万円までに上昇する。
その差額、500万円の浮き沈みがあるわけ。

株式の資産を持ち続けると言うことは、
絶えず評価額が変動する資産を持ち続けるということ。
長期投資の成功の一歩は、銘柄選択が適切だったということ。
それからの次の一歩は、その銘柄選択の正しさを毎年維持すること。

具体的な最近の銘柄で言えば、マイクロソフト、ビザだったりする。
更に前なら、フィリップ・モリス。まだ続いているけどね。
アルトリア含み損の嘆きを叫ぶブログは多いけど、
一体何年持ち続けているのと問いたい。
10年未満なら、まだまだ結論を出すのは早い。

コップ一杯の水の話があるよね。
コップ一杯になっても水を飲まずに、溢れた雫で喉の渇きを癒す。
この場合、溢れた雫は「配当」かな。

利確を我慢して、含み益が成長していくのは、思ったほどつらいよ。
百万円、1千万円、1億円、2億円....
どこまでの金額ラインで我慢できるかね。
あの時売っておけばと、持ち続ければの葛藤だから。
GE、BAの幻覚を見るのか、アップル、マイクロソフトのような復活を期待するのか。

バフェット氏は、コカコーラ、アメックスを今だに利確していない。

含み益額の大きさは、その人の投資マインドを映す。いいこと言うな、俺。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ



1 件のコメント:

ユウスケ さんのコメント...

『含み益額の大きさは、その人の投資マインドを映す』
名言ですね♪投資格言にします。

私も頑張って含み益を拡大させていきます!
Buy&Holdが原則なので何を頑張るのか分からないですが(笑)

いつもありがとうございますm(__)m