2020年8月8日土曜日

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含み損に集中しないこと。含み損の嘆きの多いこと、それこそ無視すべき。

集中投資ってあるけど、これ分散投資に対する対極の投資法として知られている。
実際問題、最初から集中投資をするのは凄く大変。
資産規模にもよるけど、1~2銘柄に資金を投入する訳だから、就職しているようなもん。

投資ブログの話題で多いのは、

含み損の嘆き

そして、それに耐えきれずに、損切りする。
更に残念なことに、その損切りの埋め合わせに「含み益」の銘柄を売却して、
含み損を解消する訳。

「悪貨は良貨を駆逐する」じゃないけど、含み損銘柄は含み益銘柄を駆逐するわけ。

含み損の限度は知れている、投資元本以上に損はしない。
含み益の限度はない、理論上は青天井。
これが、現物買いのメリット。
なのに、含み損の解消ばかり気にしている。

長期投資を羨望しながら、数年間の含み損状態に耐えられずにいる。
それができないということは、景気循環株の筆頭銘柄ボーイング、エクソンは買えない。
景気サイクルは数年以上に及ぶこともあるから。

そもそも投資って、全ての銘柄が成功する訳じゃないだろう。
サラリーマン気質の「何が何でも必達」「失敗は許されない」とかの思考じゃ、
株式投資には向かない。

貴方の保有する銘柄全てを「含み益」状態にするために、どれだけのコストがかかるか。

もし社内で、全ての事業を成功させてきたエリート社員がいるとしたら、
そいつは、成功させてきた社員(部下)を次々と蹴落としてきたんだろうなと思う。

30年30銘柄ガチホして、含み益銘柄が25銘柄以上なら、上出来!
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