2020年7月2日木曜日

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ハイテク(IT)投資では「技術」に溺れないこと_ブランドに注目

いまどき、「ハイテク」というのも死語と感じるが、
IT企業に株式投資する際に気を付けないといけないのは、まず最初に、
「技術に惚れるな」
ということ。

巷にあふれるバズワード、
5G、クラウド、サブスクリプ、フィンテック、.....

売上や利益が伸びなきゃ事業として成立しないんだから、
そのためには「技術」よりも「ブランド」の確立のほうが重要になる。

TV会議は今では「ズーム」するで、通じるだろう。
これが、CiscoのWebexなら通じるだろうか?
マイクロソフトのTeamsなら、どう?

メール、ググる、ラインと同様に「ズーム」もカタカナ語として通用してしまった。

ハイテク企業と言えども、ブランド価値はファッションブランドと理屈は同じ。
グッチ、ルイビトン、ティファニー。
時計ならタグホイヤー。

アマゾン、アップル、インテル、マイクロソフトの名前は誰でも知っている。
しかし、上記の会社の技術に関しては、ほとんどの人が知らない。
アマゾンのクラウドAWSって何?っていう世界。
株式投資からみれば、アマゾンはオンライン小売業者。

インテルの競合会社のAMDのCPUがインテルのCPU性能を上回っていても、
一般の人は知らないし、AMDよりはインテルの方をよく聞くので、
インテル搭載のPCを買ってしまう。
AMDを選択するのはCPUに詳しい人だからできること。
そもそも、インテルのCPUは常に技術的に劣っていた歴史があるからね。
6800、PowerPC、RISCとかが当時技術的に優れていても、売れなきゃそれまで。

アップルとアンドロイド、前者は企業名でブランドだが、後者はアーキテクチャ。
ソニー、サムソンもアンドロイドをブランドしては扱っていない。
アンドロイドがグーグルの所有何て、一般の人は誰も知らない。

株式投資では、一番売れているのはどれか?
であって、技術的にとか、機能的に優れているではダメなんだよな。

コカ・コーラも、味なんかはどうでもいい。本家のコカコーラであればいいだから。
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