IT企業に株式投資する際に気を付けないといけないのは、まず最初に、
「技術に惚れるな」、
ということ。
巷にあふれるバズワード、
5G、クラウド、サブスクリプ、フィンテック、.....
売上や利益が伸びなきゃ事業として成立しないんだから、
そのためには「技術」よりも「ブランド」の確立のほうが重要になる。
TV会議は今では「ズーム」するで、通じるだろう。
これが、CiscoのWebexなら通じるだろうか?
マイクロソフトのTeamsなら、どう?
メール、ググる、ラインと同様に「ズーム」もカタカナ語として通用してしまった。
ハイテク企業と言えども、ブランド価値はファッションブランドと理屈は同じ。
グッチ、ルイビトン、ティファニー。
時計ならタグホイヤー。
アマゾン、アップル、インテル、マイクロソフトの名前は誰でも知っている。
しかし、上記の会社の技術に関しては、ほとんどの人が知らない。
アマゾンのクラウドAWSって何?っていう世界。
株式投資からみれば、アマゾンはオンライン小売業者。
インテルの競合会社のAMDのCPUがインテルのCPU性能を上回っていても、
一般の人は知らないし、AMDよりはインテルの方をよく聞くので、
インテル搭載のPCを買ってしまう。
AMDを選択するのはCPUに詳しい人だからできること。
そもそも、インテルのCPUは常に技術的に劣っていた歴史があるからね。
6800、PowerPC、RISCとかが当時技術的に優れていても、売れなきゃそれまで。
アップルとアンドロイド、前者は企業名でブランドだが、後者はアーキテクチャ。
ソニー、サムソンもアンドロイドをブランドしては扱っていない。
アンドロイドがグーグルの所有何て、一般の人は誰も知らない。
株式投資では、一番売れているのはどれか?
であって、技術的にとか、機能的に優れているではダメなんだよな。
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