元本が小さいのに、ローリスク・ローリターンの銘柄に数十年投資しても、
お金持ちにはなれない。
J&J、P&Gに数十万円ずつ投資して、数十年保有しても、数千万円になるとは思えない。
将来はわからないので、なるかもしれないけど、一般的には無理だろうなと思う。
どこかで、数百万円を1千万円に、1千万円を数倍にする必要がでてくる。
一般庶民が毎月5万円の投資金額を数十年、用意できる人生を歩めるわけではない。
数十年の株式投資の積立投資した人の記事なんか見たことがない。
みんな、途中で辞めているんだよ、きっと。
つまり、株式投資のどこかのタイミングで、
その時代を象徴するような銘柄を掴むタイミングが必要だって、
ことなんだと思う。
それが、アマゾンだったり、テスラだったりする。
数十年前なら、アップル、マイクロソフト、インテル。
アムジェン、バイオジェンでもいい。
その数十年前なら、IBM。数十年前ならIBMは眩しいくらいに輝いていた。
今まで持っていたら、今現在株価が低迷していても、配当で十分おつりがくる。
新規産業に投資するのは凄く難しいと言うか、度胸がいる。
その新規産業が、本当にこれからも存在するか確信できない。
コダック、ゼロックスなんて思い出したくない。
今ではインターネット検索誘導で広告事業を営むことは一般的だが、
これを2000年当時に理解するなんてできただろうか。
検索は無料だが、その代わり、広告を出して、事業を回す。
誰が、そんな事業に広告料を支払う、と当時は思ったかもしれない。
持っていれば良かったとグーグル。
アマゾンですべて消費できるわけがない、だから実店舗は必要だし、
アマゾンのオンライン小売事業は晩年赤字。投資できないよ、当時は。
持っていれば良かったと。
電気の補給場所も限られているのに電気自動車が売れる訳もない、
でも株式市場のテスラへの期待は大きい。千ドル越えちまった。
持っていれば良かったと。
将来『持っていれば良かった』と思えるような銘柄が今あるなら、買っていいんだ。
理由は、それだけでいい。俺は個人投資家様だ。誰の許可もいらない。
株で夢見るのに、アナリストの意見は必要ない。
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