2020年6月4日木曜日

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株式投資の『理想』通りにはいかない_高配当銘柄もピンキリ

バフェット氏を見習っても、シーゲル銘柄にすがっても、
テンプルトン氏の悲観・楽観の投資手法に従っても、彼らのようにはいかない。
当たり前だが、なぜか、みんな参考にする。

彼らの言っていることは、結局わからない。
全てを語っている訳でもないし、買う基準が全て数値化されているわけではないから、
真似できない。

バフェット氏に関する書籍を10冊読んだところで、
株式投資の語り部になる程度で、実際の投資経験は身につかない。
F1レースに一度も参加せずに、F1レーサーを評論しているようなもん。

それよか、今年の3月の暴落を経験したほうが、なんぼかまし、と個人的には思う。
具体的には、投資した銘柄の株価が株式不況で半値に暴落した後、
株式市況が回復して株価が買いの値段に戻るような経験は貴重だと思っている。

株価が一体何で動くか、企業業績だけじゃないときもある。
その感覚を掴むのは、投資して、株式市場で『もまれる』しかない。

シーゲル銘柄がどうのこうの言うより、
アルトリア・フィリップモリス株を買ってみるほうが、生きた知識が得られる。
人が言っているほど、タバコ株は『ひどくない』かもしれない。

高配当銘柄に手を出して、無配・減配に陥いるリスクがあるが、
アルトリア、フィリップモリスは今現在、過去に減配すら至っていない、
むしろ増配している、高配当銘柄が危ないとは思えんだろう。

逆に、メーシズやオキシデンタルのような一時の高配当銘柄に手を出すと、
高配当銘柄のリスクを経験できる。

高配当論争も、正直、悪い良いというよりは、
『なぜ高配当になった銘柄なのか』を知っておいて投資するなら、
リスクを承知の上でやっていることだな、と思っている。

投資の失敗は小さく、成功は大きいのが理想。失敗無しはあり得んだろう。
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