2020年6月3日水曜日

記事

『含み益が減るのを黙って耐える』長期投資の宿命

バイ安堵ホールドって、含み益抱えたまま実現せずに、
10年に一度の暴落に耐える必要がある。安堵ばかりしてられない。

必ず、こう反論する人がいる。
『暴落の前に売り抜けて、後で買い直せばいいじゃんと。』
そんなことできない。
株式をやったことがない人は、過去の株価チャートをみて、分かった気になっている。
それを上手にできないので、長期投資に徹する。

株式持ったまま、いつが暴落の最低底なんか、わかりゃしない。
暴落はチャンスと言うけど、それは長期投資の買いから始める場面であって、
10年持ち続けてる継続中の長期投資では、試練の場になる。

多少の買い増しのチャンスにはなるが、
評価資産は一時減少するのだから、心穏やかではない。
唯一の慰めは、配当とか、増配だったりする。

数回の暴落(数十年)を経て、株式を持ち続ければ、
例えその銘柄の株価が半値になっても、まだ含み益を持つほどになれば、
長期投資の有難味を初めて感じる。

計1億円の複数銘柄の株式資産を持っていても、
10年に一度は数千万円の評価損下落に直面する確率は十分ある。
下落後、再度計1億円の評価資産に戻るかの保証もない。

しかし、株式市場暴落で企業が淘汰され、
生き残った企業の株価上昇の貢献に預かれるなら、
持ち続けるのが賢明とも思える。

暴落の評価損トラウマに怯え、暴落からの上昇局面で安堵して、株式を手放す。

株式投資って、『実際の理想像』と『現実にやっている事』の乖離は大きい。

生き残れる企業に投資できれば、最高だ。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ












0 件のコメント: