自分の判断で投資をしない人達は2つに分類できる。
1.超裕福層と呼ばれる人たち。
これは、自分の判断で敢えて株式投資をしない人。
彼らには、株式のアドバイザーを雇えるほどのお金持ちだから、彼らの意見を聞く。
彼らの意見が正しければ、雇い続ければいい。役に立たないのであれば、それまで。
これは、他のことにも言える。
著名な絵画を買うにしても、絵画の世界に詳しくなければ、適切な取引価格はわからない。
投資目的や財産に、絵画の数枚と思っても、「ぼられたくない」のは当然。
ならば、絵画の取引に詳しいアドバイザーを雇うほうが賢明だ。
助言料金を払ってでも、「ぼられる」よりは遥かにいい。
本物か偽物かの判断もしてくれるし。
超裕福層なら株式投資に時間を割くよりも、違うことに時間を割きたいはず。
時間が欲しいのに、株式投資に時間を割いてしまうのは本末転倒。
2.群れる人たち。失敗を恐れて過ぎる人。
あふれ出る投資情報に飲み込まれて、他人が買っている銘柄ばかり追ってしまう人達。
これは、人間の本能でもあるから仕方がない面がある。
学校生活、会社員勤務と組織・集団生活が続くので、自分の意見を貫くことは難しい。
孤立してまで、自分のやり方を通すことは許されない。
また、日本では失敗・間違いを大きく減点する傾向にあるので、
「失敗する」か「何もしない」かなら、「何もしない」を選ぶ。
買いたたかれたAXP、WFCへの投資で成功したバフェット氏だが、
過去には2度、航空株の投資で「へま」をしでかした。
しかし、「へま」をしないと株式投資では経験を積めない。
投資本では、「へま」を教えてくれない。
「へま」を小さくして、成功を大きくすべしとは、どの投資本も語ってくれない。
なけなしの貴重な数十万円を「失敗」を前提に株式投資なんかできない、
というなら、辞めておくべき。
2 件のコメント:
失敗して経験を重ねないと
他人の意見を考察も出来ない。
可能性の有無も解らない…
不信の闇から出られないのは
精神的にも厳しいですね。
若いうちに失敗しておいて良かったと思っている。
今でも、失敗はやらかすが、昔ほどつらくはないし、
そもそも無茶しない。
失敗の数だけ資産が増えていく感じかな。w
いつもありがとう、コメント。
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