2020年6月29日月曜日

記事

自分の判断で株式投資をしない人たち。

自分の判断で投資をしない人達は2つに分類できる。

1.超裕福層と呼ばれる人たち。

これは、自分の判断で敢えて株式投資をしない人。
彼らには、株式のアドバイザーを雇えるほどのお金持ちだから、彼らの意見を聞く。
彼らの意見が正しければ、雇い続ければいい。役に立たないのであれば、それまで。

これは、他のことにも言える。
著名な絵画を買うにしても、絵画の世界に詳しくなければ、適切な取引価格はわからない。
投資目的や財産に、絵画の数枚と思っても、「ぼられたくない」のは当然。

ならば、絵画の取引に詳しいアドバイザーを雇うほうが賢明だ。
助言料金を払ってでも、「ぼられる」よりは遥かにいい。
本物か偽物かの判断もしてくれるし。

超裕福層なら株式投資に時間を割くよりも、違うことに時間を割きたいはず。
時間が欲しいのに、株式投資に時間を割いてしまうのは本末転倒。

2.群れる人たち。失敗を恐れて過ぎる人。

あふれ出る投資情報に飲み込まれて、他人が買っている銘柄ばかり追ってしまう人達。
これは、人間の本能でもあるから仕方がない面がある。

学校生活、会社員勤務と組織・集団生活が続くので、自分の意見を貫くことは難しい。
孤立してまで、自分のやり方を通すことは許されない。

また、日本では失敗・間違いを大きく減点する傾向にあるので、
「失敗する」か「何もしない」かなら、「何もしない」を選ぶ。

買いたたかれたAXP、WFCへの投資で成功したバフェット氏だが、
過去には2度、航空株の投資で「へま」をしでかした。
しかし、「へま」をしないと株式投資では経験を積めない。
投資本では、「へま」を教えてくれない。

「へま」を小さくして、成功を大きくすべしとは、どの投資本も語ってくれない。

なけなしの貴重な数十万円を「失敗」を前提に株式投資なんかできない、
というなら、辞めておくべき。

自分で考えて行動すると、リスクを背負うことになるからな。慣れればいいだけなんだが。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

2 件のコメント:

黒田順之介 さんのコメント...

失敗して経験を重ねないと
他人の意見を考察も出来ない。
可能性の有無も解らない…
不信の闇から出られないのは
精神的にも厳しいですね。

ガンプ さんのコメント...

若いうちに失敗しておいて良かったと思っている。
今でも、失敗はやらかすが、昔ほどつらくはないし、
そもそも無茶しない。
失敗の数だけ資産が増えていく感じかな。w
いつもありがとう、コメント。