2020年5月24日日曜日

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配当生活と資産取り崩し生活、どっちをとる?

配当生活で私が数億円は~と言うと、途端に問い合わせが殺到する。
億無くても配当生活できるかとか、数億円どうやって使い果たすんですかと。

1億円の価値って、その人の生活スタイルで価値は変わる。
自宅を東京に買えば1億円はあっという間。
足りない可能性だってある。上を見ればキリがない。

普通なら、働いて退職まで労働収入を得るわけだ。
日本でのその生涯の労働収入は、大体1~3億円と聞く。
その額を投資で稼げば、一応生活できるということになる。

一括で億円の利益だと、数千万円は税金になるので、
その辺の細かな税金のはなしは除外する。

1~3億円を取り崩していけば、生活はできるんだろうなと思う。
中間の2億円で約50年間生活するとなると、年間4百万円の取り崩し。
会社員の特権(厚生年金、企業保険など)は放棄するので、
毎年400万円取り崩し生活50年後の国民年金生活はつらいかもしれないが、
50年間の取り崩すお金を少し減らしていけば何とかなる。

生涯年収額は国で様々だろうけど、日本では最低でも「億」(近く)は達成している筈。
生涯働かないで、生活するなら「億」は事前に必要だって言っているようにも取れる。
労働収入で生涯「億」(≠手取額)を稼いで生活できるのが日本の基準なんだろう。

配当生活となると、配当利回りをどう考えるかで、必要な資産額はまるっきり違う。
5%の利回りを維持できるなら、億までは要らないとなる。
配当利回り2%で年間400万円なら、2億円必要になる。
配当利回り5%で年間400万円なら、8千万円。
配当生活の場合、元金を取り崩さないメリットは大きい。

億の資産を使わずに死ぬなんて馬鹿馬鹿しいと思うか、
それとも長生きして、資産が「かつかつ」になって余生を送るリスクをとるか、
は悩ましい問題。

そんな悩ましい問題も『億』達成してから言えよ、と。

億り人も、億を維持する大変さは誰も語らずだな。
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1 件のコメント:

ユウスケ さんのコメント...

億り人が億を維持する事の大変さがブログ記事等で見ないのは、
ガンプさんが言う、
時間をテコに作った億を、その後、資産をテコに投資して失敗してる投資家が一定の割合いて、
市場から退場していってるからかもしれないですね。