「億無くても配当生活してます、意味不明だよ、君は?」
ってよく問い合わせ来るけど、それで良ければいいよ。
安定した配当生活を求める利回りは1~2%って言いたいだけ。
指数ETFの配当利回りを基準に考えてのこと。
例え、今自分の株式ポートフォリオが配当利回り5%を達成していても、
それが維持されるとは思っていない、と俺は考えているだけのこと。
さらに、もっと言えば、8千万円も1億円も誤差だよ。
時価評価資産何て、毎日、変動する。
評価額1億円持ってりゃ、明日は評価額9千万円かもしれない。
俺は自分の基準でリスク管理してるだけ。
リーマンショックもブラックマンデーもドットコムバブルも経験してるから。
資産額が大きければ、それだけショックに耐えられる。
含み損はデカくなるけどね。ただし、世界恐慌は経験していない。
ボーイングなんかは過去10年、10倍株まで飛躍して、増配しまくっていたけど、
いまじゃ配当停止、株価は急落。
ボーイング株1000株の配当を期待していたら、今じゃ0円で資産額は半値。
配当生活にボーイング株を組み入れていたら、と思うとね。
エアバス以外、競合はないんだし、鉄板銘柄と思っていたよ。
かつての「もてはやされてた株」もあっという間に転げ落ちる。
コケなんか生える暇もなく、転げ落ちる石。
GEも似たようなもん。ディズニーだって、とりあえず配当停止。
俺は、そんな過ちはしないなんて己惚れない。
過去10年間の夢みたいな上昇相場も、
コロナ禍で無配、減配に転じるなんて事前に予測できないからね。
『配当貴族だから』、『かつて一度も減配したことない』、
それが何の役に立つ?ロイヤルダッチシェルを見てみ。
タバコ会社が国営になって、配当停止になったら?
だから、今持てはやされているビザ、マイクロソフトも絶対ではない。
常に株価急落、無配、減配に備えて、考えている。
P&G、J&Jだって減配しないとは言い切れない。
もっと言えば、評価額1億円持っていても、含み益税金で2割搾取。
そして、株価低迷すれば、1億円でも半値になる可能性は十分。
個人の配当生活で「億」なんか必要ないと思うなら、それでいいんだよ。
問い合わせに来る人達を否定はしないよ、人の考えだし、人生観もあるだろう。
5千万円の評価資産額で配当利回り6%で年間3百万円で十分なら、それでいいよ。
でも、俺のやり方ではない。
配当生活で配当で生活できなくなるリスクをどう考えるかは
その人の人生観が大きいと思っている。
俺はね、いつかくる(来ちゃったけど)津波に備えて高い山にできるだけ居たいだけ。
っていうか、億達成しても、億から転げ落ちるのも速いよ。現物取引だけでもね。
億達成しても、有頂天になって数千万円に転げ落ちる記事はよくあるよね。
考え方によっては、億達成後、数千万円に資産を急減させる人より、
数千万円の評価資産を維持しているほうが優秀かもしれない。
生涯の勤労収入が数億円と言われているんだから、
億は必要なんだというのも一つの理由。根拠は薄いけど。
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