2020年4月2日木曜日

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レバレッジはダークサイドへ導く_危機は危機であってチャンスではない

ETF投資でレバレッジを効かせることができる。
SPXL、TECLなどがそれに該当する。

相場が荒れれば、個人投資家のなかにも一発逆転を狙って、
レバレッジに手を出す輩もいるだろう。

保有資産の1割程度の金額をレバレッジする程度だから、
リスク管理は大丈夫と思っているかもしれない。最初のうちはね。
先物やオプションと違って追証は発生しないから安心って思ってるよね。

相場の3倍ものレバレッジをかけて、一度でも大儲けしたら、後には戻れない。
何度も繰り返すことになるから。
そして、レバレッジする金額も大きくなるから。

レバレッジ症候に効くワクチンは、ないからね。

レバレッジするっていうことは、レバレッジ費用を誰かが負担している。
レバレッジコストは無料ではない。
レバレッジコストは、期間が長ければ長いほど株価から差し引かれている、
事実を分かっちゃいない。

だから、数十年持つ投資対象でもないし、長期ヘッジにもならない。

株式投資の原則は、『現物』。

明日の株価を誰も予想できないのに、
何倍もの賭けをするってことは、
それこそギャンブル。

巷でよく聞くフレーズそっくり。『危機をチャンスに』。

危機を煽って、レバレッジに賭けるのは、傷口に塩を練り込んでいる。
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