2020年1月28日火曜日

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『落ちるナイフを掴むな』っていうけど、じゃ『舞い上がるナイフは掴む』のか。

投資格言に「落ちるナイフを掴むな」≒「下落している株を買うべからず」ってあるけど。
そもそも、『落ちる(株価が下落し続ける)』は、後になってわかることだからな。

今後『落ちる(下落し続けている)』か?、わかる訳ないと思うんだが。
具体例を2つほどあげると、

①株購入するとき、リアルタイム取引中の下値を指すのがほとんどでしょう。
 それから、更に株価が下落する(落ちる)かどうかはわからんだろう。

②52週値の最低値を付けた後に5%位値上がりしたことで、
 底値確認済みと言って株購入するとしても、
 1週間後に52週値の最低値をさらに更新したら、まだ「落ち続けて」いたんだとなる。

例えば、昨年のアルトリア株は大体40ドル割れ近辺を底に株価下落・上昇をしたけどさ。
40ドル割れでナイフが突き刺さった状態で、柄の部分だけ握れた人はいないでしょう。

あと、これとは反対によく言われるのが、『上昇する株はさらに上昇する』。
なぜか、『舞い上がるナイフを掴め』と言わないんだ。
舞い上がろうが、落ちようが、掴めば、手は血だらけになるのに。

要するに株価が上昇しようが、下落しようが、
過度に株価変動している銘柄には近づくな、
ってことなんだろうな。
正直、どうでもいいけど。

日本企業では社員同士の同調圧力が強いって言うけど、
株式市場も結構、一度取りつかれると同調圧力はすさまじいものがあるからな。

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