大分、古い本だが「ファンド・マネージャ 相場に賭けた9人の男」(日本経済新聞社)で紹介されている下記の9人は、「配当の再投資」については言及していない。
配当の再投資ではなく、キャピタルゲイン(もしくはオプション取引)で富を築いた言及ばかりである。
・ウォーレン・バフェット氏
・ポール・キャボット氏
・フィリップ・フィッシャー氏
・ベンジャミン・グレアム氏
・スタンレー・クロール氏
・T・ロウ・プライス氏
・ジョン・テンプルトン氏
・ラリー・ティッシュ氏
・ロバート・ウィルソン氏
投資情報メディア、バロンズ、WSJ、日本経済新聞などで、
著名な現役ファンドマネージャに関する記事を読む際には、
そもそも投資スタイルが違うという前提が必要になる。
資金は少ないが投資期間に余裕があり、かつ自己資金のみ個人投資家と、
他人から資金を集め、他人の期待に沿えなければならないファンド・マネージャーでは、投資スタイルが全く違う。
ウォーレン・バフェット氏でさえ、自己資金だけで成功していない。
親戚から資金を集めて運用していた時期がある。
他人からの資金運用を任されて、長期投資で「30年後には利益が出るから」とは言えないだろう、と思う。
年始のバロンズ座談会で、今年の銘柄候補が出てくるが、これは彼らにとっての候補銘柄であって、個人投資家の投資スタイルに適した銘柄とは限らない。
本当に真似るべき投資手法は、一時期話題になった、
ガソリンスタンドの店員だったロナルド・リード氏のポートフォリオだろうなと...
個人で800万ドルをゼロから築いたら、文句なしに個人投資家のヒーローだよ。
彼の伝記映画製作されないかな...
題名は「into the investment」か「Born to invest」あたりがいいな。
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