2019年12月21日土曜日

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終身雇用って、見方変えれば「入社引き籠り」の典型だよな。

終身雇用って、入社してからずーっと同じ会社で定年まで働き続けるんでしょう。
23歳で入社して60歳まで居続けたら、約37年間、同じ組織にいることになる。

血縁関係もない、他人同士の組織に37年いるって、どうなんだろうね。
入社して、同期ができて、その人たちが辞めなければ、定年する時期も同じ。

世界観を磨けとか、自由な発想力とかいっても、毎日同じメンツで働く。
大企業なら、毎年恒例の組織改編ってやつで、職場は変わるんだけど、社風や考え方がガラリと変わる訳じゃない。

知らずのうちに、会社に染まるんだけど、本人は気付かない。
通勤で一旦外に出て勤務するんで、外観上の引きこもりには見えないけど。
ひとつの会社に居続ける価値観って、引きこもりと似たようなもんだろうと思う。

部屋から出てこないのと、会社から出ていけないのと、何が違う?

有名な外資系コンサルティング会社の面接では、下記のようなやり取りがある。

面接官:「あなたは、何年間当社に居たいですか?」
入社希望者:「定年まで勤め上げます」
面接官:「定年まで勤めあげる人はいません」
入社希望者:「なぜですか?」
面接官:「当社はコンサルティング会社です。」
「やがては顧客の経営者として活躍して頂くことを期待します。」
「経営者として退職していくことが私たちの使命です、定年が目標ではありません」
「将来、他社の経営をする意思のない人が、当社に入社することはできません。」

1社を定年まで勤めあげるか、何社も転職(本当は転社)するかは人それぞれだけど、終身雇用=1会社依存リスクと考えれば、終身雇用自体、結構リスキーな選択。

1社から給与もらって、定年後は年金、人生はひとつの収入(綱)で繋がっている。
知らずのうちに「綱渡り」していたんだ。

よし、綱から落ちてもいいように、配当の布団を敷いておこう。

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