2019年12月14日土曜日

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労働の衰えを感じれば、老後の心配にもなる。配当貴族は老後を安心させる。

昨今のリストラを見ると、早期退職の対象のほとんどが、中年となっている。
管理職でも容赦なく対象となっている企業もある。

50、60歳と近くづくにつれて、若い時のような体力はない。
70歳まで働けというけど、時給はいくらだと聞きたい。
「働くことが健康」といわれても、時給にもよるだろう。

体力不足分を今までの業務経験で補うといっても、いまでは時代が違う。
電話対応はメール対応に変わり、書類は全て電子化される。
調べ物は、中年に聞くよりも、ググればいい。
かつては人を頼りにするビジネスも、今ではスマホ、PCが頼りにされる時代に変わった。

あの人に聞こうと言うよりも、ググればで、片付く。

中年でも、うまく経営役員に上り詰めれば勝ち組だろうが、ほんの一握り。
部長でも、管理職定年を過ぎれば平社員に格下げ。下手に出世するのも考え物と思う。

給与が上昇し続ける若い時の正社員なら問題にもしなかったことが、年収の上昇が止まり、下落し始めると、その問題に事前に対処すべきだったと後悔する。

一度給与年収が下落すると、再度上昇させるのはすごく困難な気がする。
組織、集団内では、一度張られたレッテルを拭い去るのには骨が折れる。

給与額が定年退職した時点で、最高潮に達するような昭和の時代は良かった。
年収が下落するなんてことはなかったから、考える必要もなかった。
今では、年収すら株価のように毎年変動する時代。

今どき、過去25年間、毎年昇給してきたような企業なんてある訳ないじゃん。
多分ないと思う。

それに加えて、過去25年、毎年配当を増配してきた銘柄なんてある訳ないじゃん。
えっ?ちょっと待った。
日本ならないよ。そんな企業。
でも米国株にはある。

給与年収の安定が「あて」にできない今、過去25年以上も毎年増配を続けてきた企業があるなんて、すごいことじゃないかと思う。
勤め先の企業や上司よりは信頼できる実績と思う。

いいじゃないか、配当貴族って。

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