2019年12月15日日曜日

記事

株価上昇を『過去平均上昇率』で考える愚行_複利曲線はあり得ない。

S&P500指数を1995年から年度末の終値株価を基準に前年度比上昇率の平均値は8.62%。
2019年度は、先週末の終値で算出。

算出表は下記の通り。

年度 S&P500指数
年度末終値
前年比
上昇率
1995 $615.93
1996 $740.74 20.26%
1997 $970.43 31.01%
1998 $1,229.23 26.67%
1999 $1,469.25 19.53%
2000 $1,320.28 -10.14%
2001 $1,148.08 -13.04%
2002 $879.82 -23.37%
2003 $1,111.92 26.38%
2004 $1,211.92 8.99%
2005 $1,249.48 3.10%
2006 $1,418.30 13.51%
2007 $1,468.36 3.53%
2008 $903.25 -38.49%
2009 $1,115.10 23.45%
2010 $1,257.64 12.78%
2011 $1,257.60 0.00%
2012 $1,426.19 13.41%
2013 $1,848.36 29.60%
2014 $2,058.90 11.39%
2015 $2,043.94 -0.73%
2016 $2,238.83 9.54%
2017 $2,673.61 19.42%
2018 $2,506.85 -6.24%
2019 $3,168.80 26.41%
平均上昇率 8.62%

でも、これには罠がある。
前年比の上昇率平均は、何の役に立たない。

毎年8%上昇する訳ではない。
株価が前年比を下回り続け、翌年の株価が上昇すれば、比率は良くなる傾向にある。
黄色背景の数値を見ると、大方2桁の上昇。下落した分、率は高くなる。

仮に1995年から平均株価上昇率8.62%の数値を当てはめて、架空の株価数値を算出すると、本年度は$4,484と現実とは違う数値が吐き出される。

S&P500指数
年度末終値
前年比
上昇率
S&P500指数
8.62%平均上昇
前年比
上昇率
1995 $615.93


1996 $740.74 20.26% $669.05 8.62%
1997 $970.43 31.01% $726.75 8.62%
1998 $1,229.23 26.67% $789.42 8.62%
1999 $1,469.25 19.53% $857.50 8.62%
2000 $1,320.28 -10.14% $931.45 8.62%
2001 $1,148.08 -13.04% $1,011.78 8.62%
2002 $879.82 -23.37% $1,099.03 8.62%
2003 $1,111.92 26.38% $1,193.81 8.62%
2004 $1,211.92 8.99% $1,296.77 8.62%
2005 $1,249.48 3.10% $1,408.60 8.62%
2006 $1,418.30 13.51% $1,530.08 8.62%
2007 $1,468.36 3.53% $1,662.03 8.62%
2008 $903.25 -38.49% $1,805.36 8.62%
2009 $1,115.10 23.45% $1,961.05 8.62%
2010 $1,257.64 12.78% $2,130.17 8.62%
2011 $1,257.60 0.00% $2,313.88 8.62%
2012 $1,426.19 13.41% $2,513.43 8.62%
2013 $1,848.36 29.60% $2,730.18 8.62%
2014 $2,058.90 11.39% $2,965.63 8.62%
2015 $2,043.94 -0.73% $3,221.39 8.62%
2016 $2,238.83 9.54% $3,499.20 8.62%
2017 $2,673.61 19.42% $3,800.97 8.62%
2018 $2,506.85 -6.24% $4,128.76 8.62%
2019 $3,168.80 26.41% $4,484.82 8.62%
平均上昇率 8.62%


グラフで比較するとよくわかる。赤い線は、ただの虚構。


「平均」投資利回りも同じようなもの。

資産形成に取り組むときに、赤い線のように資産が増えわけないじゃん。
夢見すぎ。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村

0 件のコメント: