2019年11月4日月曜日

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相場が過熱して含み益自慢が始まったらしい。配当目的のバイアンドホールドを貫くから。

永久に株式を売らずに生涯を終えたら、株式の評価資産は意味があるだろうか?

バイアンドホールドを貫き、配当だけで生活をする。
米国株の配当だけで安定した生活を送ろうと思えば、億円の資産は必要だろう。

資産の取り崩しは行わない。
それが最後の砦だし、配当だけで生活できるのなら無用になる。
そこまで貫く意思を持っているなら、長期投資の成果を得ることは確率的に高いはず。

それじゃ、億の資産を使わずに生涯を終えるなんて、「もったいないのか」?
それは価値観の問題だから、勝手に議論すればいい。

億の資産は「にわとり(メス)」のようなものだ。
雛の時から育て上げて、立派なめんどりになった。
このめんどりは、数日おきに卵を産んでくれる。
めんどりが数羽いることで安心感が増す。

チキンナゲットが食べたいからと言って、めんどりを処分するわけにはいかない。
卵の売却金で、チキンナゲットを買う。

株式投資を行うのは、将来にわたって「配当」を生み続けてくれることを願っている。
30年もかけて、評価資産が1億円になったことを喜ぶのではない。
30年もかけて、評価資産1億円が毎年数百万円の配当(卵)を産み続けてくれること喜ぶ。

過去の指数株価のチャートを見るとよくわかる、
長期的には右肩上がりだが、短期的には上昇と下落を繰り返している。

30年持ち続けるということは、この短期での相場感に鈍感になってくる。

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