2019年10月6日日曜日

記事

株式投資の方がよっぽどストレスたまるよ_給与生活よりも

会社生活のストレスから解放されたくて、株式投資で一発当てようとか、10年後は配当生活とか考えているなら、ちょっと考え直した方がいい。
少なくとも20年後に配当生活ならお勧めするけど。

理由は簡単、株式投資は計画通り、事が進まないから。

会社員なら、月給与、年間収入、そして将来の公的年金の額はある程度予定が立つ。
公的年金が当てにならない云々は置いても、生涯の収入の計算はできる。
サラリーマンなら、職場・会社の不満はあるかもしれないが、(事前に額も知らされている)給与が振り込まれる。
株式投資には、これがない。
似たようなものに配当があるが、給与並みの配当を得るとしたら、最低でも8千万円(8千万円×4%の高配当株=320万円の年間収入)は欲しいから、鶏と卵の話になってしまう。

米国株式投資は、ドルベースの長期でみれば右肩上がりだが、10年ぐらいのスパンなら必ずしも右肩上がりではない。
貴方が幸運にも、世界恐慌、オイルショック、ドットコムバブル、リーマンショックを経験せずにいたとしても、将来のバブルはやってくるとみたほうがいい。
指数投資なら、相場崩れの影響をもろに受ける。

株式投資は、明日、どのような株価がつくかわからないものに投資をしている。
給与に比べたらはるかにリスキーである。ストレスフリーな訳がない。

だから、ストレスを軽減するために銘柄を分散させる。
そして、日々の株価変動を無視するように長期投資で臨む。

長期で分散投資で成果を上げることが、どれだけストレスなものか?
外国株村の喧騒をみると、どれだけストレスが溜まっているかよくわかる。
誰かの考えに従うほうが楽だが、うまくいかないと非難轟轟。

じゃ、株式投資でストレスレスを目指すにはどうしたらいいか?
評価資産が半分になっても耐えられるほどの資産を株式で築くしかない。
3億円の資産が、株式市場暴落で1.5億円になっても、庶民感覚のレベルならまだお金持ちでいられる。
なんのアドバイスにもなっていないが、評価資産を拡大させることが将来の株価下落への備えになる。

おまけとして、給与は分散(勤め先のみ)できないが、配当は分散(分散投資)できる。
これはストレスフリーだと思う。

0 件のコメント: