2019年10月4日金曜日

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株式市場に居続けることが難しいのに、居続けることが大事という

貴方が所有する銘柄は、株式市場で他の人たちの売買によって価格が決定されている。
出来高が大きい銘柄であれば、秒単位で価格は変動する。
2割の株価下落の日もあるかもしれない。

『株式市場に居続けることが大事』と言われても、
損が拡大するなら損切りして、市場から離れたい、
利益が出ているうちに利益を確定して、次の業績発表で買いを入れるか確認したい。

株式投資を始めた頃は、こんな心境ではと思う。

『株式市場に居続けることが大事』の解釈は2つあるのかもしれない。
  • 短期売買で株式市場に居続けよう、参加しないことには勝負すらできない
  • 長期投資(同じ銘柄を数十年持ち続ける)を別の表現で言い換えたもの
長期が大事と言っている割には、四半期発表の業績でいとも簡単に手放す投資家もいる。
企業とて持続可能な成長を永久に『連続』『継続』して成し遂げることは難しい。

四半期毎に成長を期待して、10年間同一銘柄を持ち続けることは難しいだろう。
1年や連続2四半期の成長鈍化はあるかもしれない。
それをどこまで許容できるかが長期投資の分かれ目となる。

次の業績発表までは確信を持てないから、一旦は売りを繰り返していたら、
それは業績発表の予測屋と変わりはない。確率50%の勝負をしているだけ。



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