2019年10月27日日曜日

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投資サイト・雑誌では好業績銘柄のみが輝いて見えるような錯覚に陥る

好業績で株価急騰に驚き、業績分析して、「なるほどね」と納得しても、投資利益はつかない。
ブルームバーグやロイターのようなビジネスサイトの四半期発表ニュースを見ると、スクープ扱いになるのは、好業績の企業ばかりが目立つ。

株式投資の観点からすると、
もうみんなに知れ渡っている事実をニュース・記事にしているだけ。
なので、個人投資家からすれば、この「輝く」銘柄を高値で買う羽目になる。
そして、次の四半期業績発表で更なる好成果に賭けることになる。

投資サイトをチェックすると、好業績を上げた企業名だけがタイトルに踊る。
自分の持ち株の中に、その企業名が含まれていないと、意気消沈する。

不安

俺は間違っていたのか?
次の四半期業績発表まで待たずに、売って、銘柄を乗換えるべきだろうか?
後、さらに3か月まで待てるか?

と不安な3か月を過ごすことになる。

いやいや、S&P500指数に含まれる銘柄だけでも500銘柄あるんだから、

気にするな。

大手の投資サイトでも1画面にすべての好業績銘柄をトップ記事で扱うことはできない。

最近好業績で株価上昇したP&Gと比較しても、過去5年で見ればモトローラへの投資のほうが投資効率は良かった事実は、自分で調べないとわからない。

モトローラなんて銘柄は誰も気にしていないよな。
バットマン銘柄だけど、今じゃ、ジョーカーのほうが人気者だからな。

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