2019年9月15日日曜日

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投資の銘柄候補数が多いと、投資から遠ざかる。

「選択肢が多ければ多いほど選択できない」、この心理をご存じだろうか?

選択肢の数が多けれ多いほど、現状維持が高まり、
これまでと同じような選択を選んでしまう傾向があるらしい。

更には、『与えられた選択肢が多くなるほど不幸になる』そうだ。
選択を決める悩む時間が多ければ多いほど、不幸を感じるらしい。

米国株の銘柄数は数千はあるし、ネット証券の数も十分ある。

投資先の銘柄数が多いのは果たして、投資に役立っているかといわれると、
どうだろうな?

長期投資なら、かつて、東証外国部(国内取引可)で取引されていた銘柄、
アップル、IBM、J&J、ネスレ、フィリップモリス
を今まで持ち続けていれば、相当の資産が築けている。

アップルは10倍株になってるし、今は低迷しているIBMでも、株価は数倍になっている。
GE、GMも東証外国部銘柄だったけど、話の流れから無視しておいて。

あまりにも銘柄選択候補が多いと、目移りし過ぎる。

投資雑誌や投資ブログを眺めると、
5G、サブスクリプション、AIとか言って関連銘柄をはやし立てるが、
正直、分かった気はしていないけど、群衆心理と欲をかいて、
ちょっと、この銘柄に投資してみるか、

ダメだったら、すぐに損切りすればいいし、
時流に乗れば、しめたもの

とつい羽目をはずしてしまう。

さらには、他のネット証券ではネスレが買えない理由をあげて、
サクソバンク証券に口座を作ってしまう。
これで、休眠口座を含めて、どれだけの口座を作っただろうかと。

だんだん不幸になってるのに気が付いていない。

とにもかくにも、自分が良くわかっている馴染みの銘柄で、
業績の良い銘柄を長期で投資し続ければいいのに、頭ではわかっているのに。

銘柄候補数が多い分、投資勝率が上昇していると勘違いしているようなものだな。

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