それを実感するのは、大方『住宅ローン』で実感するじゃないのか。
住宅金利が低金利であろうが、貸すほうは原則『複利』ベースで考えられている。
そして、最初は、利子と元本の両方を払ってゆく。
色々なパターンがあるから、一概には言えないが、元本の減りは当初はスローペース。
30年のローン支払いは何とかできそうなら、
30年の株式投資も同じはずだが、そうはいかない。
片方は債務だが、片方は投資(希望)で、いつでも諦められるので、固い意志が必要。
他には、リボリング払いとかもね。
このリボリング払いが、よく社会的問題にならないのか、不思議に思う。
一定額までは、月の定額払いって、都合良すぎでしょう。
話がそれたので、どれだけの金利で元本が2倍になるか。
72で当てはめると、
年利0.1%なら、期間720年
年利1%なら、期間72年
年利3%なら、期間24年
年利7%なら、期間11年
年利10%なら、期間7年
先進国の日本、ドイツがマイナス金利に陥った以上、
その国に住む人にとって、預金して元本が2倍になるようなことは、
100年人生の間には起こらないという事実。
だから、複利の話を誇らしげに金融記事にするなら、
その複利で資産が倍増するような金融商品の話にしてくれ。
アルトリア、AT&Tよりも手堅い話を。
現実味のない複利の話をされても、聞く耳持たない。
紙を何回折れば、富士山に到達する話はどうでもいいんだ。
どうしてもその手の話をしたいなら、紙をその回数分折れるように改良してくれ。
S&P500指数のETF投資が過去平均利回り7%とするならば、
資産額は11年弱で2倍になる。
でもこれは、あくまでも平均だから。定期預金と一緒にされては困る。
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