株式投資は、企画書・目標シートを書いたり、会議を開いたりして、
上司のハンコを貰って、やるもんじゃない。
貴方の職業がファンドマネージャーであれば、別だが。
銘柄選びから、投資額まですべて自分で決める。
利益がでようが、損が出ようが、自分だけの世界の話。
業務上よくある言ったとか言わないとか、嫉妬、やっかみすらない世界だ。
非常に孤独な作業だが、それを好む人がいるのも確かだ。
学校、会社生活と集団・協調行動の中で、
自分だけ収入を増やすには競争をせざる負えない。
学校生活のなかで、それは身に沁みているはず、
競争せざる負えない世の中ということを。
日本の学校生活で教えられるのは、原則、労働者としての教育。
資本家としての教育はされていない。
話は逸れるが、「お金持ちお父さん」の類はまさに、
資本家になるための『あれこれ』が盛り込まれている。
ただし、米国ベースでの話が多いので、日本にそのまま適用することはできない。
特に、低所得者向けのアパート向け補助の活用は、日本にはないはず。
おおよそ、学校を卒業すれば、次の階段は就職。そして、次の階段は、「出世」。
そう、誰かに、直接明確に教えられたわけではないが、それしか道がないと。
あとは家業を継ぐか。
もし、自分の好きなことで人生を送れるのなら、
その人は『孤退く』(孤独の当て字)ともいえる。
周りに自分を合わせる必要がないから。
そして、一人でいることを不幸とは思わない、むしろ幸せだと。
バフェット氏が、一人で食事をしている写真があるが、寂しそうには見えない。
食事をしながら、何かの書類に没頭している。
誰かと、争っている訳ではない。
株式投資で競争するぐらいなら、給与生活のほうがよっぽどまし。
労働時間で確実に収入が手に入る。
株式投資には、確実な収入の保証は一切ない。
自分だけが頼り。
だから、誰かと競争している暇はない。
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