2019年8月10日土曜日

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米株の取引手数料が安くなったことの弊害

米株の取引手数料は確かに安くなった。
かつて、東証外国株で最低取引手数料2,500円の時に比べたら、滅茶苦茶安い。

だからと言って、数株単位で『売買取引』をしていたら、
かえって売買回数を増やすだけで、長期投資なんか望むべくもない。

取引手数料が下がることで、売買はしやすくなったし、手数料の比重も下がった。
悪い面は、買いやすくもなったし、『売りやすく』もなったということ。

取引手数料が高いメリットは何もないかもしれないが、
高ければ、それなりに投資の買いでは自問自答をしたものだ。
往復で5千円以上は取られていた時代にはね。

売るのもバカらしいから、売らずにおいて良かった銘柄もあった。
かつて東証外国部で取引できた銘柄には、アップル、ディズニー、P&Gがある。

『数十年』持ち続けることを考えれば、数十株を買うための手数料が、
数百円だろうが、数千円だろうが、それほど変わらなくなる。

数十年もたてば、ディフェンシブ株ならインフレ以上に株価上昇
していることが期待されるから、手数料の差は相対的に小さくなる。

まぁ、それでも株式を購入するのに、売買手数料が少ないことに越したことはない。
そして売らなければ、なお良い。



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