2019年8月5日月曜日

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個人投資家は1.5倍株を求める、機関投資家は50セント上昇すれば良いと考える

人間、損をすると他人のせいにする、得をすると自分の能力を過信する。
バフェット銘柄、シーゲル銘柄とて、万人向けの銘柄ではない。

バフェット氏が投資する銘柄は、一般の個人が投資する額よりもはるかに大きい。
投資することでその銘柄の株価が上昇する可能性もある。
一般個人投資家の一つの銘柄に投資する額はたかが知れている。

株価100ドルの銘柄に投資した場合、
機関投資家はその銘柄に100万ドル買い付けるかもしれない。

その銘柄が100.5ドルになれば、100.5万ドル。
利益は概算で5000ドル(=50万円)の儲けとなる。
それを短期で繰り返して、利益の蓄積を図る。
ある銘柄の1日の売買株式数は、1日のうちに売買を繰り返している数量の可能性もある。

個人投資家が1万ドル買い付けると、100.5ドルの株価で評価額は1万50ドル。
50ドルの利益だから円では5千円程。
往復の手数料を差し引くとほとんど利益が残らないかも。
だから、株価の更なる上昇を望む。1.5倍は欲しいだろう。

売買の規模では個人投資家は圧倒的に不利。
機関投資家と個人投資家の買い付ける額が違うことが、投資スタイルに現れる。
だから、個人投資家は1.5倍に株価が上昇するまで長期間持ち続けなければならない。

株式市場に参観している人たちは、それぞれの事情で取引をしている。
全員が長期投資目的で銘柄売買しているわけではない。

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