不安が極端に少ないのが、預金と現金。インフレを考えれば、現金でも不安だけどね。
本来は、株式投資(出資)は、出資金を募り、その事業が成功裏に終われば、
出資金返還+分配金をして、会社は解散。
配当(戦利品)目的意識が強かった航海時代の話ね。
現代は、会社は継続事業を前提としているので、年度(四半期)毎の業績で評価される。
だから、出資金の返還は永久に来ない。なので、出資金を株式にして、取引される。
継続企業であれ、1日で株価が変動するほどの事業実績が1日で変動しているとは、
普通考えられない。でも株価は1日で値が変動する。
銘柄のランク付け、売り買い推奨、目標株価が設定されることでも、株価は変動する。
そして、経済動向、産業記事、企業記事、政治動向いろいろな思惑が絡む。
更に、株価は振り子のように秒単位で上下を繰り返しながら、株価下落・上昇を演じる。
その振り子のような株価変動も長期で見ると小さな誤差となり、
その銘柄の株価が長期(10年とか)で上昇しているのか、
下落しているのかがはっきりする。
1秒、1時間、1日、1か月の株価変動は、人を疲れさせる。
疲れるし、ついていけないので、コンピュータプログラムがその取引を行う。
もう、人間では不可能なアルゴリズム取引。
株式投資が苦しくなったのは、株式取引が異常なほどのペースで取引されているから。
それに追いつこうとして、機関投資家、コンピュータ取引に勝てると思う?
個人投資家にとってできるのは、
- 売買取引をなるべくしない
- 長期間待ち続ける
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