2019年7月7日日曜日

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アルトリアは高配当利回りだけど、低リスク銘柄なんてわけないだろう。

ないです。そんなもの。

ハイリスク・ハイリターン。
ローリスク・ローリターン。
元本が棄損するリスクが低ければ低いほど、見返りは小さい。

自分が投資している銘柄で、低リスク高配当銘柄があるというなら、
『ハイリスクの事情を知らないだけか、理解できていないだけ』と疑べき。
リスクを知らずにハイリターンを得たので、ローリスクだと思っているだけ。

高配当銘柄でもあるアルトリアの配当性向は非常に高い。
タバコ販売という手堅い収入が確実に見込めるため、配当性向が高い。
しかし、それが途絶えたら、高配当は到底無理。
高配当の支えがなければ(減配、無配のこと)、株価も急落。
業績不振でも、配当が途絶える確率は非常に小さいとみているから、
高配当が維持されている。
将来、増配よりも株価が上昇すれば、高配当利回りではなくなる。

これらの銘柄は、将来への業績懸念リスクがあるから株価が上昇しない。
従来の紙巻きタバコの販売は将来製造しない方向。
その代わり、電子式・加熱式タバコに移行中。
どっちが成功するかどうかはわからない。

これらに減配、無配リスクも加えてハイリスク。ローリスクではありません。
いつまで高配当利回りが維持されるかは、リスクそのもの。

その銘柄が高配当になった経緯を見てみるとよくわかる。
高配当利回りなみに株価が下がったのか、それとも、株価以上に配当が上昇したのか。

増配の発表があると、大方は、それを好感して株価が上がるから、
高配当利回り銘柄でなくなる。
逆に株価が下落すれば、無理な配当をしているとの市場判断目安になる。
そして、高配当利回り銘柄となる。

参考までに、アルトリア・グループの直近の四半期決算は、
reported diluted epsが$0.6。
adjusted diluted epsが$0.9。

四半期配当$0.8だから、reported diluted epsベースなら、タコ足配当確定。

更に、Juul投資のために1兆4千億円出資したが、その一部は社債で賄っている。

お金が回っているうちは、誰も文句はいわないでしょうけども。

上記の財務状況を知っててアルトリア株に投資するのと、
ただ高配当だから投資するのとでは、リスクの考え方が違う。

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