2019年7月4日木曜日

記事

「ミニバブル観測」バークレイズより

市場最高値っていうのは、長年投資経験すると、良いイベントには取れないだよね。
何事にも終わりはあるから。
その不安を示しているのが、この記事

その記事では、S&P500の上昇を招いたのは、金融緩和による評価主導の産物だと。
この記事での「評価主導」とは、所得成長率が上昇していないのに、株価が成長していることを示しているらしい。

このミニバブルが発生するなら、S&P500は、3260までいくと、執筆者は予測。
そして、その可能性は65%。微妙な確率。50%よりはましかな。

日本がバブルだったころ、過去のPER値では説明ができない日経平均が3万円になったとき、もうPER指標は古くさい指標で、当時は、この3万円の株価を説明する新しい株価指標が必要だ、みたい記事がたくさんあった。
当時、土地の値段だけは上昇しまくっていたが、国民所得がそれ以上に上昇してはなかった。なんか似ている。

上がり続ける相場である限り、踊り続けなければならない

つい最近までは、米国経済が良すぎて、FRBは金利を上げようとしていた。
しかし今は、経済が良くないといって、金利を下げる観測が優勢。
金利が下がるから、債券の利回りは低下、それよりも利回りの良い株が買われる。

今の相場の買い手は、誰か。
ゴールドマン・サックスによると、本年の米株最大の「買い手」は自社株買いと予想。
投資家じゃないのかよ。

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