2019年7月14日日曜日

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電子タバコは、サブスクリプションモデルにうってつけ。

喫煙タバコは、1箱買って吸い終わったら、後は何も残らない。

髭剃りのカミソリとカミソリ替刃のビジネスモデルを思い出そう。
かつてバフェット銘柄だった、ジレット。
まれに安くで売られているカミソリ本体を買ってしまうと、
その後は高価な専用のカミソリ替刃を買わないと、本体は使えない。

電子タバコもジレットのカミソリビジネスに似ている。
本体を買って、フレーバー付きのニコチン液体ポッドを買う。
そして、そのポッドを使い果たしてしまえば、本体のみだけが残る。
その液体ポッドを、毎月定期購入するビジネスは、どう?

もう、やってるよ、電子タバコ製造のJUUL自体がね。
本体と香り付き液体ポッドを分離することで、
かつての、カミソリ替え刃のビジネスのような事業を作り上げたわけだ。

JUULの直近の第一四半期の売上高は5億2,800万ドル(前四半期は4億3,000万ドル)
言われている(国際的成長に支えられているらしい、米国以外の)。

JUULの35%の株式を持つアルトリアの第一四半期の売上高は56億2,800万ドル。
そのうち、喫煙タバコの売上高は49億3,500万ドル。

こうみると、電子タバコの売上高は、まだ、米国喫煙タバコ売上高の1割強程度である。

喫煙タバコは、かつての使い捨てカミソリ。
電子タバコは、カミソリ本体と替え刃の組み合わせのように分離されている。

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