人生100年問題、政府は定年を70歳にし、年金支給も70歳にしたいのだろうなと。
20-30歳のときは、株式投資を始めても金額が少ないからと、先送り。
40-50歳のときは、株式投資を始めるには遅いし、でも、公的年金に頼れるかというと、
疑問符。
日本政府も、国民も考えることは「問題の先送り」かもしれない。
株式投資するなら、若い時に早ければ早いほどよいというのが通説。私もそう思う。
投資期間が長ければ、長いほど、暴落・暴騰が均等化されるし、
複利の効果が実感できるようになるから。
50年間S&P500に投資していれば、過去の実績利回りベースは、7%~9%台。
大学卒業後の22歳から70歳まで働けば、48年間は労働収入の一部を投資に回せる。
現実問題、22歳から数万円配当再投資を続けていれば、40歳後半位で、
(うまくいけば40歳前半で)、投資収入が労働収入(中央値)を上回り始めるので、
投資意欲より勤労意欲を持続するほうが難しくなるかもしれない。
米株投資の敷居が低くなった今の若い世代は断然有利だが、
4~50歳の世代が今から始めても、まだ余裕で間に合う。
70歳の平均余命年数は約15年(男性)、約20年(女性)との統計がある。
寿命が長い分、投資期間も長くできる。
日本の人口は減少しているので、経済見通しも暗いが、世界の人口は増えている。
内需に特化した日本株には期待できなくても、世界視点の株式銘柄には期待がもてる。
今からの数万円の株式投資積み重ねが、20年後の70歳にいくらになるか、
S&P500の平均投資利回りで計算すると、具体的な現実が見えるはず。
将来の公的年金の支給額はどうなるかはわからない、たぶん、国会で決まるだろう。
なら、自分で年金を構築するしかない。
1つの生命保険会社の倒産リスクを背負って、個人年金に加入するよりは、
複数の銘柄に分散して株式投資を20年間続けるのも一つの代替手段。
50歳まで勤務されている方なら、いろいろな企業とお付き合いしてきた中で、
企業の流行り廃りを経験してきたはず。
景気が良くても、コスト削減し続けている企業と出会っているかもしれない。
もう、それだけで、会社四季報では知ることのできない情報を得ているので
株式投資には有利。
これが若い時とは違う特権。
PER、EPSとかでなくて、現場の肌で感じる企業成長もあると信じている。
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