2019年7月30日火曜日

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資産が100万円と1億円では投資感覚が違う

現在の資産が100万円で、毎月の給与が振り込まれるならば、
分散投資なんせずに、フォーカス投資すべき。
1~2つの銘柄に投資すべきだ。
資産100万円を数千万円にすることが目標になる。
そこではリスクを取りに行くことが必要だ。
リスクを取りにいって失敗しても、毎月の給与が支えになる。
数百万円の評価資産でビザ株一点買いは理解できる。
上昇している株に乗って、短期間で資産を増やしたいから。

しかし、めでたく資産1億円まで達成したらどうするだろうか?
ビザに1億円全部を投資するか?
私なら、そうはしない。
1億円を減らさない投資方法に変えたい。

100万円のときなら、資産を減らすリスクよりも資産を増やすリスクのほうが勝った。
しかし、資産1億円なら、資産を減らさない投資方針にする。
持つものは守りに入り、持たないものほど向う見ずに強気になれる所以だ。

資産1億円で配利回り2%なら、年間200万円になる。
米国株配当なら税控除で140万円程度。配当もバカにできない金額(庶民感覚ならね)。

配当をあまり期待しない投資家は、そもそも投資金額が小さい故に、年間数十万円レベルの想定で議論している。配当が数百万円レベルなら、アルトリア株には断然興味がわく。

だから、資産1億円を持っているなら、10年で株価1.5~2倍程度の期待が持て、
その間数%の配当で且つ増配銘柄のJ&J、P&Gのディフェンシブ株に投資するのは、
それほど悪いアイデアではない。

1億円の『かご』と百万円の『かご』では器が違い過ぎる。
百万円の『かご』に10銘柄を入れても、いつまでたっても10個の雛は巣立たない。
10万円の株が数倍になってもせいぜい4~50万円止まり。

微妙な立場なのが、数千万円の株式資産の持ち主。
数千万円の資産の時点で、守りに入るか、強気に出るか、それはあなた次第。

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