2019年4月8日月曜日

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米国株配当生活で怖いのは、増配を減配に替える円高

為替は過去に1ドル80円を切った時期があった。
米国株配当を期待する投資家にとって、配当は米ドルである。
再配当投資する場合には、そのまま米ドルで再配当可能なので便利。

しかし、米国株配当で、日本にて日本円で生活する投資家にとっては、
為替リスクで簡単に減配される。

為替が1ドル100円から80円まで円高に推移し、
増配20%(配当1ドルから1.2ドル)の銘柄(持ち株100株)があったとする。

①その場合の円での取り分は、
1.2ドル×80円/ドル×100株=9,600円

②為替が変わらずに100円の場合、
1.2ドル×100円/ドル×100株=12,000円

③為替が変わらずに100円の場合で、増配もなかった場合
1.0ドル×100円/ドル×100株=10,000円

まとめると、配当額の大きい順で、

②(20%増配・為替変動無)> ③(配当・為替変動無) > ①(20%増配、20%円高

となる。






増配が20%になっても、円高が20%進むと、円での手取りは少なくなる。
米国銘柄で有配はすべて適用される。怖!
アメリカ(とくにハワイ)での生活を夢見るかなぁ。

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