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2019年6月5日水曜日

記事

語られなくなった資源株_資源メジャーのビザを探せ

資源株を米国株で探そうにも、世界的な大手の代表株がないことに気づく。
米国株で唯一大手が存在しないのが、資源株(石油株、金鉱株は除く)。
世界大手の銘柄は、英豪銘柄のBHP、Rio Tintoぐらいしか思いつかない。

株価推移と配当金の推移をグラフにした。



2016年を境に株価、配当金とも回復傾向にある。

過去10年間、ダウ平均株価は上昇基調であったにも関わらず、
大手資源株BHP、Rio Tintoの株価は低調であった。
なるほど、語られないわけだ。

なぜ、いま、資源株か?と思ったのは、米中貿易摩擦で
レアアース規制が久々に話題になったからである。
資源を持っている国は、交渉時に資源というカードを持てる。

資源株の特徴は、
・商品市場価格の影響を受けやすい
・設備投資にお金がかかる(=新規参入しにくい)
・景気動向に左右されやすい

ただし、BHP、Rio Tintoの株価・配当推移をみると下記のことがわかる。

・過去10年間無配にはなっていない(両銘柄とも半期配当)
・株価のボラは比較的大きい
・継続増配銘柄ではない

従って、配当が今後も維持されると確信できるならば、
株価が低迷しているときに株数を増やチャンスが定期的に巡ることになる。
BHP、Rio Tintoの現在の株価はまだ低迷しているのか、
年間配当率は現在高配当の4%以上になっている。
ただし、資源株には特別配当のおまけがつくことがあるので、
半期配当での年間配当率を確認しておくことが望ましい。

BHP、Rio Tinto、見方によっては、資源分野でのデュオポリ銘柄。

他にValeがあったけど、ブラジル銘柄なので割愛した。