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2022年5月2日月曜日

記事

BHP、VALEも配当利回り10%越え状態。資源バブル弾け無配・減配になったときが狙い目。

年間配当利回り10%なら、税金無視すれば、
配当10回もらえれば元本回収したことになる。
それ以降は、全て利益。配当も、元本も。

BHP、VALEもかつては資源バブルで名を馳せた銘柄。
英豪とブラジルの会社だから、
知名度は低いけど、資源会社大手。

BHPもVALEも株価チャートを見れば、
似たようなチャート、
正直どっちに投資しても対した変わらない感じ。
BHPのほうがカントリーリスクの点で安心できるけど。

ブラジルは政情不安とか高インフレがあるんで、
結構勇気がいる。上場廃止になったら、
ロシアのように取引停止になったら、たまらんし。

BHPの株価チャート。


VALEの株価チャート。

連続増配銘柄でもないし、
景気サイクルで大きく配当額が違う点。
配当額は、業績に従う。
逆に考えれば、これほどわかりやすい銘柄もない。
減配・無配した時点で、あぁ売られているんだな、
と業績の底を確認できる。

無配になったときとかに、
(=大きく売られたときに)投資すれば、
倒産リスクもあるし、
無配期間を我慢しなくてはいけないけど、
長期での投資リターンは大きいはずと勝手に思っている。

オイルメジャーよりも寡占化が進んでいる点。
それに、石油会社と違って、人気が無いのも好都合。

10年、20年保有できるなら、
次の資源バブルまで待てば、
相当な投資元本利回りになるはず。
何せ、今の株価で配当利回り10%。
今の株価半値で買えていたら、
元本ベースでの配当利回りは20%越え。
配当と含み益で、すでに元本回収済みじゃねーか。

約2年前の石油先物マイナスの状況で
エクソン・モービルの株価が30ドル台のときさえ、
配当利回り10%越えはなかったはず(あったかもしれんが)。

鉄鉱石とか、アルミの値段なんか、
誰も気にしていない。
そして、それらの需要も供給も。
需要が足りているのか。
供給が溢れているのか。
石油に比べて、感心の薄いこと。

それが投資の機会でもあるんよ。

次の不景気サイクルまで、覚えていて、
次の好景気サイクルまで待つ必要があるから。
簡単ではない。

穀物メジャーのADMも実は~。
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2019年6月5日水曜日

記事

語られなくなった資源株_資源メジャーのビザを探せ

資源株を米国株で探そうにも、世界的な大手の代表株がないことに気づく。
米国株で唯一大手が存在しないのが、資源株(石油株、金鉱株は除く)。
世界大手の銘柄は、英豪銘柄のBHP、Rio Tintoぐらいしか思いつかない。

株価推移と配当金の推移をグラフにした。



2016年を境に株価、配当金とも回復傾向にある。

過去10年間、ダウ平均株価は上昇基調であったにも関わらず、
大手資源株BHP、Rio Tintoの株価は低調であった。
なるほど、語られないわけだ。

なぜ、いま、資源株か?と思ったのは、米中貿易摩擦で
レアアース規制が久々に話題になったからである。
資源を持っている国は、交渉時に資源というカードを持てる。

資源株の特徴は、
・商品市場価格の影響を受けやすい
・設備投資にお金がかかる(=新規参入しにくい)
・景気動向に左右されやすい

ただし、BHP、Rio Tintoの株価・配当推移をみると下記のことがわかる。

・過去10年間無配にはなっていない(両銘柄とも半期配当)
・株価のボラは比較的大きい
・継続増配銘柄ではない

従って、配当が今後も維持されると確信できるならば、
株価が低迷しているときに株数を増やチャンスが定期的に巡ることになる。
BHP、Rio Tintoの現在の株価はまだ低迷しているのか、
年間配当率は現在高配当の4%以上になっている。
ただし、資源株には特別配当のおまけがつくことがあるので、
半期配当での年間配当率を確認しておくことが望ましい。

BHP、Rio Tinto、見方によっては、資源分野でのデュオポリ銘柄。

他にValeがあったけど、ブラジル銘柄なので割愛した。