結局のところ、俺の株式投資は自己流。

株式投資を始める動機も投資資金額も人それぞれ。
投資属性が人それぞれに違うのに、
巷に出回る投資のやり方真似ても、
上手くいかんことの方が多い。

でも、株式投資を始めたころは、
「何も知らない」状態から始めるんだから、
いろいろな投資情報を漁って、
真似事から始めるしかない。
証券会社、投資情報サイトの
カモにされることもあるだろう。

当時、俺の場合、小額投資資金だったので
相手にされなかっただけの話で、カモにはされんかった。
今では、証券会社からセールス電話が
来るようになったけど、シカとしている。
２０年以上、証券口座を放置したおかげで、
勝手に資産評価額が増えただけで、
証券会社のこの変わりようだから、信用していない。

俺は運よく30年近く投資を続けられた訳なんだが、
続けられた理由も自分でよくわからんし、
この先も上手くいく自信があるかと言えば、ない。

長期投資ガチホも、成り行きでそうなった訳で
確信があってやっている訳じゃない。分散投資も同じ事。

俺の投資のやり方で、一番近いと言えば、
ロナルド・リード氏かな、と思っている。
保有銘柄も多いし、投資期間も長い。
職業柄、おそらく、一度に投資する資金も小額のように見えるし。

一言言えるのは、個別銘柄の現物投資にだけ集中している。今も。
新しく出てくるＥＴＦにも興味ないし、債券や指数投資にも興味はない。
色んなものに手を出さない。理由は簡単、わかっていないのだから。
カオスな投資情報に振り回されずに、居たいだけの話で。

今は、ネットで新しい投資情報が次から次へとやって来るが、
避けるようにしている。時間がもったいないから。

投資先の企業を調べるだけで十分、株式投資を楽しめる。

ダン中尉から「お金の心配はもうしなくてもいい」と言うセリフが、
俺にも降りかかるとは思わんかった。

米国では、株式、債券ともに「イケてない」年だったそうで。

ウォール・ストリートジャーナル の
この記事（英語だけど、記者は日本人ぽい名前）を見たら、
今年は株式、債券両方ともダメな年らしい。

株式：債券＝６０：４０であれば、
株式がダメでも、債券が上昇する。
債券がダメなら、株式が上昇する。
のが知れ渡っているので、まぁ、
株式優位でこの割合に、
落ち着いたでしょう。

だが、今年は、
株式(S&P500 配当込み)も下げ、
10年米国債も下げて、
お互いが補完しあってなく、
ただ資産減らした年だと説いている。

で、俺の感想は、「あっそうなの」。
債券には全く持って関心がないし、
株式で手一杯なんで、
６０：４０のポートフォリオ手法
自体に関心がない。

ただ、言えるのは、
金融の世界に絶対儲かるはない、
んだよね、

記事では1937年以来の最悪なこと
になりそう、と言っているから、
今までは、ほぼ十分機能していた投資手法
だったんだな。知らなかった。

株式投資だけでも精いっぱいなのに、
債券（社債、国債）、仮想通貨、
ゴールド、不動産、など
には全く関心が無いので、
株式投資で不運な年は、
それはそれで諦める。
そうしないと、長期投資が実現できない。

あっ、でも正確には、株式に加えて、
MMFは保有している。
投資する気が起きない期間位の
利子は欲しいからね。

為替介入しなくても、CPIショックで円高になるって、なんか皮肉なもんだよな。