2025年12月5日金曜日

記事

複利効果を味わうまで、待てない人がほとんど。

複利効果と言うのは後半になればなるほど、効果絶大。

でも、多くの人は「その後半」を
待つことができないだけでなく、
逆に「その後半」の旨味をむしろ、自分で苦労して、
他人に提供してあげている。
その商品はずばり「住宅ローン」。

ローンで家を購入する際に肝に銘じることは2つ。

・ローンで購入した家は自分の所有物ではない。
 抵当権付きである以上、ローン完済まで占有しているに過ぎない。

 家購入派の言い分として、「家を財産」と見做す人がいるが、
 それは現金一括で購入した人が言えること。

・家を購入しているのではなくて、
 「家付き住宅ローンの金融商品」を購入している、と考えること。

 家に住める代わりに、
 あなたは複利分の利息を住宅ローンの前半に払う羽目になる。

俺の場合は、住宅ローンの金利を払うぐらいなら、買わずに賃貸。
現金一括で購入できるまで、長期投資の複利効果を楽しむ派。

賃貸、購入派の損得勘定云々には興味が無く、
お金を借りて金利を払ってまで、購入することが嫌いなだけの話。

長期投資ガチホを続けて、
保有株式の評価額の増え方を経験するうちに、
この逆バージョンである「ローン」と言うものは、
本当に儲かるアコギな商品と痛感したもの。

長期投資の最初の頃は、ほとんど資産増えずに、
悶々たる期間を過ごし、今になって、
投資元本もデカくなって、
雪だるま式に増えているんだよ。

それが、ローンになると、最初から雪だるまがあって、
ちびちび利息分から返済していく。
やってられねぇ~。
でも、これが現代の資本主義経済の暗黒面なんだよな。

家一軒分の投資資金で、将来、数件分の家を購入できるほどに増やすのが長期投資。
一生に一度の買い物にしないのが俺のやり方。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

0 件のコメント:

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *