2025年12月12日金曜日

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経済的自立を目標にされると困るだろうな、資本主義経済で。

FIREの言葉の中に「経済的自立」があるんだが、
この経済的自立って、
自分の資産(貯蓄とか投資とか)運用で食っていけるんで、
少なくとも勤務先に依存することなく
自立した生活しているよ、ってことなんだ、
と解釈している。
簡単に言ってしまえば、
もう労働しなくて良いんだ、程度のもの。

資本主義経済観点から見ると、
ロボット、AIの躍進はあれど、
いまだに労働者を多数必要としている。
それも低コストの。

言ってみればねぇ、
経済的自立されちゃぁ困るんだよね。
労働者に。労働してくれなくなるから。

世の中、誰か、
勤務先に依存して生活できるような
社会的な仕組みが出来上がっている。
何かあると職業欄、勤務先記入されるでしょう、
それがごく自然なことのように。

働かないでどうやって生活しているの?
なんか悪いことしているの?
ってなことにも。

今の資本主義経済の枠組みのなかでは、
FIRE民のような立ち位置の人は想定しておらず、
非常にマイナーな立場なんだよね。
それは国の社会保障制度でも一緒。
マイナー過ぎるんで、考慮されない。
それゆえに、
金融所得生活者の住民非課税世帯なるものを生み出す。

勤務先の人事面談でFIREすることが勤務目標とは言えんだろうな。俺でさえ言っていない。
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